シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
梅雨入りして、毎日肌寒く、
雨が降ったりやんだりが続いております。
あなたがお住まいの地域ではいかがですか?
急にあたりが暗くなって大雨が降りだしたかと思うと、
一気に晴れ間が広がることもありますよね。
この時期の気圧や気温が急変によって、
発達に凸凹がある子どもの気持ちや
行動が乱れることがあることをご存じですか?
この時期に子どもが、何となく、疲れたようにみえる、
だるそうにしている、いらいらしている、
いつもよりも、刺激を受けやすく敏感になって
落ち着かないということがある場合は、
もしかしたら気圧の変化が影響しているかもしれません。
情緒が不安定になっって、
パニックを起こしたりしてしまう子もいますが
これは、決して怠けたり、わがままな行動ではありません。
これは、自律神経の働きと関係があって
発達に凸凹がある子どもは自律神経がうまく働かないことが多く、
気圧や気温の急激な変動に体がついていけないので、
身体に不調が現れるのです。
あなたも、大雨や台風が接近してきた時、
頭痛や吐き気、倦怠感、めまい、身体のむくみや肩こりなどの
身体の不調を感じたことがありませんか?。
いわゆる「気象病」ともいわれていますが、
発達障害や感覚過敏の子どもは
特に症状が現れるともいわれています。
このように、気圧などの影響を受けやすいということを
理解していると、子どもの行動を受け入れやすくなり、
子どもの気持ちに寄り添えるようになります。
台風の前には、たっぷりと休息をとっておくとか、
自律神経を整えるような工夫をしたり、
精神が乱れがちであれば、刺激を少なくする
配慮をしましょう。