グレーゾーンの子どもへの対応 コミナスブログ

専門家はサポーターです

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


あなたが、子どもにしつけをする、

何かを教えるときに、

自分の方法があってるのか、

もっと効果的な方法があるんじゃないかと、

不安になったことはありませんか?


私は、夫と子育てについて意見が合わないことがあって、

お互いに、自分のやり方が正しいと主張するたびに

喧嘩したり、無視したりと本当に上手くいかないで

ストレスに感じていた時期があります。

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そのたびに、悔しくて、自分の正しさを証明するために、

専門家が書いた書籍を読んだり、研修を受けたり

意見を聞いたりして、知識を得てきました。




専門家は、本当に困っているとき、方法が分からない時

専門的立場から、たくさんのアドバイスをしてくれます。

発達の凸凹がある子どもへの育児に関しては、

通常よりも難しさがあるので、

たくさんのケースをみている専門家の意見は参考になります。



育児が上手くいかない時、思うように結果が得られない時は

恥ずかしいとか、まだ自分でどうにかなると頑張りすぎないで、

遠慮なく、相談してみることをおすすめします。



第3者の意見を挟むことで、夫婦で意見が違っても、

冷静に支援方法を考えていくことができます。



けれども、専門家に相談したからといって安心してはいけません。



そのあと忘れてはいけないのは、

どんなに優秀な専門家の指導を受けることができても、

あなたが中心になって、努力と行動をとらなければ、

子どもは改善しないということ。



これは、学校、習い事、療育、リハビリ・・・

どんな施設・支援を利用する場合も同じです。



専門家は、たくさんの経験から、アドバイスをしてくれますが、

あなたの子どもに、十分関わることは物理的に困難です。

子どもの一番長い時間いられる人はだれでしょう。


今日のアドバイス

子どもには、自分しかいないと覚悟する。



厳しいようですが、

あなたが専門家から教えてもらった方法を意識して行動したり、

書籍に書いてあることを、試してみることができなければ、

どんな良い支援を受けても

実際に子どもを支援する人はいないも同然です。


あなた自身が、自己肯定感が低い場合など、

子どものことを心のどこかで、

誰かに任せてしまう依存心が起きてしまうことがあります。

自分がやるよりも、人に任せた方が安心だと

お任せしたくなってしまうのです。


また、あなたの理想とは違う姿を子どもがみせると

あなた自身が傷ついて辛くなってしまうので、

無意識に問題から目を背けてしまうこともあります。



その他にも、育児にはあなたの心の癒されない部分を

あぶりだすという側面があります。

これは、とても辛くなるものです。



ですから、自分以外の、誰か、何かに

子どもの問題の理由、解決を向けてしまいがちです。

けれども、親になった以上、

子どもの支えは、この子を産んだ親であるあなたしかいません。

子どもが一人で生きられない間は責任を持つしかないのです。




かといって、人は初めから責任をもつ自信がある人はいないでしょう。

だから、最初に【覚悟する、決める】ことが大事なのです。

その上であれば、あなたが苦しくなるほど

笑顔がなくなるほど、頑張らなくて大丈夫です。


あなたが、今できる範囲での努力で充分です。



責任を持つのと、あなたが一人で何でもやることはちがいます。

自分の思い通りにやり通すのも違います。


できないことは、できる人に手伝ってもらう、

お願いしなくてはいけません。

逆に、人の意見も受け入れないといけません。

夫や、親戚・友達、たくさんの人と一緒に

子どもを支援できれば一人で抱えるよりも楽になりますよね。



子どもが、安心して過ごせるようにするためですから、

遠慮なくお願いし、たくさんの価値観を受け入れて

子どもに選択肢を増やしましょう。

上手にお願いする、人に任せるのも、

育児には必要なスキルです。


自分が正しいはずだとか、

人に迷惑かけたら悪いとか、

できない自分、辛い自分を認めることは、

恥ずかしさや、自己嫌悪、人の目との闘いがあって、

難しく感じることもあります。

こんなふうに、子どもと向き合うなかで、

自分が乗り越える必要がある課題が出てきます。



いろんな思いを乗り越えて、

自分の成長をやり直すのが育児です。


逃げないで、子どもと一緒に成長するつもりで

向き合ってください。


多少、方法が間違えても、人と意見が違ってしまっても、

あなたが、子どもから逃げないで理解しようと向き合っていれば

幸せにしたい、よい子になってほしいという

あなたの気持ちは子どもには伝わります。


あなたが子どもに関心を持ち向き合うことが、

何より子どもの支援になります。


あくまでも専門家は、あなたと子どものサポーターです。


あなたが、中心になって行動し、たくさんの人の協力を得ながら

子どもの安全基地をコーディネートして楽しみながら

つくってみましょう。






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