シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今回は、育児に関わる人に、
一度は読んでほしい本を紹介します。
その一冊とは・・・
福音館書店から発刊されている
『子どもへのまなざし』です。
もう知ってるよ、読んだことあるよという人も、
時間をとって、年に一回くらいは読み返して欲しい一冊です。
『子どもへのまなざし』は、1998年に初版が出て以降、
55刷以上も版を重ねているロングセラーの育児書です。
著者は、児童精神科医の佐々木正美先生です。
残念ながら、もう、お亡くなりになってしまいましたが、
表情からも、とても、やさしさを感じる先生でした。
この本の中には、乳幼児期に大切な関わりのポイントが、
わかりやすく、優しい表現で書かれていて、
私はこの本から、沢山のアドバイスをもらえました。
そして、自分の育児に対する姿勢を
修正する指標にしてきたものです。
発達心理学を学んでいても、いなくても
読んでいてその内容に何度も感動し、
読む度に心に響く先生の言葉が変わります。
読んでみると、『そんなの、理想だよ。』
『私には無理!』なんて、思ってしまう人もいるかもしれません。
もう、わが子は乳幼児期が過ぎてしまったという人もいるでしょう。
ただ、すでに子どもが大きくなった後の保護者でも、
子どもに関わる仕事の人でも、
一度は読んでほしい一冊です。
この本は、3冊がシリーズ化されています。
興味がある方は、是非3冊とも読んでみることをお勧めします。
きっと、子どもへのまなざしが変化することと思います。