シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたの子どもの名付け親は誰ですか？
一生使う大事な名前ですから、たくさんの思いを込めて
名付けたのではないでしょうか。
そんな大切な子どもの名前。
子供の名前を呼ぶときに、きちんと名前を呼んでいますか。
特に家族という打ち解け、毎日呼び合っていると、
「おい」「お前」なんて省略した呼び方になっているのを
時々聞くことがあります。
「おい」や「お前」という呼び方は、乱暴です。
子供の立場になって考えてみましょう。
「お前」という呼び方で呼ばれると「軽く見られている」
「雑に扱われている」などの印象が伝わってきます。
つい軽く考え、子供のことを「おい」「お前」などと
呼んでしまうのかもしれません。
でも、その呼び方は、自分は大切にされていないと
誤解させてしまいます。
少なくとも、大切にされている印象は薄いです。
「子どもだから、軽い呼び方で十分」
「家族なのだからそれくらいいいだろう」
「通じる言い方なら、何でもいいだろう」
特に、悪気もなく、考えてもいないけれど、
名前を省略したり、あだ名にしたり、
愛称をつけたりすることもありますよね。
親しさを込めて、かわいらしい呼び方にして、
距離感が近づいているような気もします。
でも、親子として、適当な距離感でしょうか？
今日のアドバイス
きちんと子どもの名前を呼ぶ
小さな子どもは、ささいなことに敏感です。
あなたはどうでしょうか？
人から、「おい」「お前」なんていわれると、
何だか、いい気分はしないと思いませんか？
相手の名前を呼ぶのはその人を「認める」という行為です。
名前をきちんと呼ぶだけで、
子どもへの対応が不思議と変化してきます。
子どもとの距離感もちょうどよく、
大切にする関わりが自然にできるようになります。
大切につけた名前ですから、愛情を持って呼びましょう。
名前をきちんと呼ぶことで「大切にしているよ」という
愛情が子供に伝わります。
できているか、自分をチェックしてみましょう。
自分が、どんな気分の時でも、子どもの名前はきちんと呼ぶことを
意識してみてくださいね。
