コミナスブログ 支援者の心構え

子どもと仲良くなるには

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。



子どもと、会話をする時に大人がついやってしまう事があります。


「今日、走って転んじゃったよ」と、園での出来事を話してくれた時、

「また、よそ見みして走ってたんじゃないの」とか

「ちゃんと落ち着いて周りを見てね」というように、

子どもに教えて注意しておきたいことを、

親として、意見を話してしまうのです。



大人でも、相談した時にすぐに、

「それは、こうなんじゃないの。」「こうすればいいと思うよ」と

真っ先に意見をされたら、(ごもっとも…)と、思いつつも、

なんだかもうこの人には、相談しないでおこうっていう

気持ちになりませんか?



子どもも同じで、こんな風に言われたら、

自分の話しは、ちゃんと聴いてもらえていないような

相手にされないような印象を無意識に抱いてしまいます。



子どもとのコミュニケーションを高めるためには、

子どもと仲良くなってもらう必要があります。

会話にも、少しコツがあります。

今日のアドバイス

受け止めてから、子どもの言葉をオウム返しする。

子  「庭で転んじゃった」と言ってきたら、

親  「そう、転んじゃったのね」

子 「〇〇ちゃんに、おもちゃ取られちゃった。」

親 「そうなんだ、おもちゃ取られちゃったのね」



こんな風に、おしりの方の言葉に、まず、「そう、そうなんだ」という、

受け止める言葉をつけて、子どもと同じ言葉の最後に、をつける感じです。



受け止めて、オウム返し、そのあとに意見や、評価は入れません。



これが、意識的にできるようになったら、

その後に、質問や、感情をつけ加えます。



「どこか、けがしちゃった?」「何をしていたの?」とか、

なんでも、質問してみます。

もしかしたら、子どもは、「わかんない」とか、

知らんぷりで行ってしまうこともあるでしょうが、

ここでは、会話を長くするという目的ではないので、

スルーしてしまって大丈夫です。


ここでの目的は、子どもが自分の言葉をちゃんと

受け止めてもらえた、聴いてもらえたという感覚を

無意識下に抱いていけることなので、

質問に答えてもらうことには執着しなくてOKです。



グレーゾーンの子どもは、ことばの表現が苦手な場合があります。

嬉しい、悲しい怒りなどの感情を態度でしか表せないかもしれません。



そんな時も、子どもの思いを代弁してオウム返しです。

おもちゃを取られて泣いていたら、

「取られちゃったのね」という感じでそのままを、目を見て伝えます。

その後に質問してもいいですし、

「悲しいね」「悔しかったね」というように、

子どもが今感じているであろう感情を、言葉にして伝えます。



子どもは、この繰り返しの中で、

自分の感情と言葉を結びつけることもできます。



親子の中でのコミュニケーションは、日々の積み重ねです。

子どもが自分の事をちゃんと受け止めて聴いてくれるという

気持ちを育てていくと、いつでも、心を許し合えるようになります。



子どもが、何か話したり、表現してきたら、

ちょっと、手を休めて、目を見て受け止めてあげましょう。



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