シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
新型コロナウイルス感染症の流行で、
いつもよりもこまめに検温をすることが多いと思います。
保育園や、幼稚園でも、健康管理として、
毎朝検温の結果を記入してからの登園をしていることでしょう。
朝、先生に測られると37.6℃以上になっていて
預かってもらえなかったなんていう経験あるお母さんもいるようです。
この時の熱が、病気によるものなのか、一時的なものなのかを
判断するのが、難しいのですね。
子どもは大人より体温が高い場合が多いです。
お母さんの抱っこで、温かいコートにくるまってきたり、
外が暑かったりすると、子どもによっては、
37.5度を超えることも多いです。
特に乳幼児期は、体温の調節が未熟なために
一日の中でも、最大1℃位の変動がみられることもあります。
一般的には、朝が低く、昼ごろから夕方にかけてが最も高くなります。
このような特徴を理解して、おくことも大事ですが、
熱の判断に大切なのは、まずはお子さんの健康時の体温を知ることです。
今日のアドバイス
子どもの平熱を覚えておく
元気なときに1日4回(朝,昼,夕方,寝る前)体温を測り、
時間帯ごとの平熱を覚えておきましょう。
平熱よりも、1℃高い場合を、発熱として考えます。
食事、運動の後などは、熱が高くなる傾向があるので、
その前の安静な状態で体温を測って下さい。
子どもの平熱をしっかり意識しておくことで、
異常に早く気がつけます。
ちょっといつもより高めかなと思ったら、
早めに寝かしつけたり、外出を控えたりと、
早めに対応することで、悪化を防ぐこともできます。
ずっと毎日測るのは大変ですから、平熱チェック期間として、
季節の変わり目の、3.4日測って覚えておくようにすることをお勧めします。
土日祝日を使うのもいいと思います。
そのうち、上手に子どもが測れるようになってきたり、
自分の身体に意識を持つきっかけにもなります。
また最近は体温が35℃台と低いお子さんがいます。
免疫力を、しっかり働かせるには、体温が36.5度程度が理想です。
外遊びをして体を動かし汗をたくさんかくと、
体温調節がうまくできるようになります。
お天気のいい日は、朝からお外で元気に遊びましょう!