シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
私の小さかった頃のことを考えると、思い出すことがあります。
『明日は、遊園地に行こう』とか、
『今度、静かにできてたら、帰りにお菓子を買ってあげる』
と親に言われたのに、その時になると行けないといわれたり、
守ってくれなかったことです。
思い出すと、今でも心のどこかに寂しさを感じます。
あなたには、こんなことはないでしょうか?
小さい子どもだから、すぐに忘れるだろうと、
その場しのぎに、約束してしまうこと。
手が離せない時に、子どもに何か頼まれて、
『ちょっと待っててね、あとでね』といったのに
やらなかったこと。
こんな小さな約束でも、子どもは期待して覚えています。
一見忘れたように見えても、
次の同じような場面になったときに、急に思い出したりします。
小さな約束ほど、親は誠意をもって対応しないと
子どもとの信頼関係は崩れます。
今日のアドバイス
小さな約束でも、ごまかさずに守ること。
その場しのぎに、本当はできないと分かっているのに、
子どもに要求することもいけません。
例えば、
『そんなことをしていると、
大きくなれないよ。年長さんになれないよ。』
なんていうのも、うそです。
だって、なれますから。(^▽^)/
グレーゾーンの子は特に
《ちょっと》とか、《あとで》とか
ニュアンスを理解することが苦手です。
誤解することも多いので、
具体的な時間や、これが終わったらというように
子どもが分かりやすいように示して、それを必ず守ります。
この時、『ちゃんと待ってくれてありがとうね。』と
感謝をつたえられると、なお良い関係ができるでしょう。
子どもに信頼されるお母さんになっていくことが
子どもとの関係には不可欠です。
子どもから、バカにされたり、本音を隠されたり
あきらめられて相談や頼まれごとをされなくなってしまったら、
親子の幸せは崩れていきます。
毎日の小さな約束を守っていこうとする気持ちがあれば、
もしも、守れないことがあっても子どもは理解します。
小さな子どもにも、誠意をもって接してくださいね。