コミナスブログ 支援者の心構え

子どもが話し始めたら親が心がけること

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

子どもが初めて言葉を口にした時のことを
覚えていますか?

まだ、これからで、
どんな言葉を最初に言うのか楽しみですという人もいるかもしれません。


また、いつかいつかと
楽しみにしているのに、まだ喋ってくれないと
心配しているお母さんもいるかもしれません。

初め赤ちゃんは、喃語と言って、
「あ〜」とか「う〜」とか発声し
「ママ」「パパ」など意味のある言葉は
早ければ9カ月ぐらい、
遅い子は1歳6カ月ぐらいまでに
話し始めます。

この時期は子どもによってかなり個人差があって、
言葉を理解する力や聴力などに問題がなくても、
かなり遅れて話し始める子どもはいます。

そういう子どもは2歳以降になって
いきなり言葉を増やしていったりするものです。

こんなに、初めての言葉を待ち、
少しでもしゃべるのが遅いと
心配になってしまう子どもの言葉。

でも、一度喋り始めると
その言葉への関心が失われているような気がします。

子どもは、やっと自分の思いを
他人に伝える方法を手にして、
試行錯誤しながら、思いを伝えようと
し始めます。

上手に、まとめて思いを話すことができませんから、
『あのね〜・・・・」「そしてね〜・・・」
「ママ!・・・・・」
こんなふうに、なかなか言葉が出てこない、
結局何が言いたいのかわかんない。

この状態が毎回だと、
「どうせ、続きはないんでしょ」
「はいはい」って流しちゃう。

その後、言葉の数が増えて
話が長く続くけど、
同じ話の繰り返しになる時期には、
「後でね」「もう、それ聞いた!」
「いつまでも話してないで、早くしなさい!」
そんなふうに、数年間でなってしまう親子もあります。

この時期がとても大事。

どんなに、話がまどろこしくても、
大人にとってはつまらなく感じる話でも
子どもが、親に話しかけてきたら、
とにかく、よく聞いてあげてください。

「そうなのね」「うんうん」
内容が、はっきり通じなくても
何か伝えようとしてくれていることは
よくわかるよ、聞いてるよって
伝えてください。

忙しいときに、長話に付き合っていられない時は、
「これが終わったら、聞くね」
それでも、ダメなら、少し手を休めて
初めのところだけでも聞いてあげる。

大変だけど、子どもの話を
親がちゃんと聞こうとすることは
子どもの自己肯定感を高めます。

大好きなお母さんに、
自分の思いを伝えたいと言う気持ちで
子どもなりに、話を頭の中で組み立て
上手に伝えられる言葉を選び
想像したりと言う脳の働きを
活発にさせます。

何を言っても、どうせ聞いてもらえない、
ひどい場合、全て否定されてしまうと言う場合には
子どもは、自分という存在を価値あるものだとは
思えなくなります。

自分の話を受け止めてくれる人がいるからこそ、
自分のイメージを作り上げていくからです。

子どもは、水泳ができるようになったから、
文字が読めるようになるから、
英語が話せるようになったから、
自分に自信を持てるわけではありません。

そばにいる人が、自分の話を聞いてくれる
どんな意見でも受け止めてくれるという
安心感をいつも感じていられることで
自分に自信を持ち、好きになることができるのです。

 

 

乳児期は、辿々しい言葉で物事を伝えますから
忙しい大人は、イライラしちゃうこともあります。
余裕がないと、ついあしらってしまうことも
私も何度もありました。

でも、そんな自分に気がついたら
1日のうちのどこかで
子どもの話を聞く時間を
とってあげてくださいね。

その積み重ねが、思春期以降の
子どもの育ちに大きく影響していきますよ。

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