石鍋てるみです。
歌手の中山美穂さんに訃報が
ありました。
最近、またコンサートツアーを
開始したというのは知っていたので
あまりに急な訃報で驚きました。
街頭インタビューで、
涙ぐむ人がいて、多くのファンの方々は
本当にショックな出来事だと思います。
私より若い人の訃報を聞くたびに
自分もいつそうなるかわからないという
気持ちが湧いてきます。
あまり考えたくはないですが
普通に生活していても
数時間後には自分が死ぬことだってあるし
家族も同様です。
何気ない会話も、
もしかしたら、この時間が最後ということも
起こりうるわけです。
常に、そんなことを考えていたら
外出も怖くなったり
何もできなくなりそうですが
この事実は、全員が平等に与えられている
生き物として100%起こることです。
必ずいつかは死ぬんです。
避けることはできません。
仕事柄、何人もの死に
立ち会わせてもらいましたが
共通して人生の儚さを感じます。
だから、命って本当に
大切にしないといけないなと
感じています。
子供の自殺率が上昇していく日本。
歌舞伎町のトー横界隈では
ビルの上から
人が降ってくるといわれているとか。
1日でも長生きしたいと願う人がいる一方で
生きていくことが辛い人もいる。
当たり前のように、
死について何も考えず
生きていられるということが
本当に奇跡で幸せなことなんだと思います。
今日は何食べよう、
明日はこれをやりたい、
来年の今頃は旅行したいなんて
考えられること自体が
幸せなんだと思います。
中山美穂さんも
お仕事に意欲的だったようですし
自分が死ぬなんてこと
考えていなかったでしょう。
いろんな憶測が飛び交っていますが
彼女のたくさんの楽曲は
多くの人たちの記憶に残っています。
短い人生でも
そんな生き方ができたことは
素晴らしい人生だったと思います。
昨日の『7つの習慣』を読んで
考えさせられたことが、
自分のお葬式の時を
思い描くことでした。
自分の人生をどのように生きていきたいのかを
考えるときの指標となるものです。
私が死んだ後、自分が生きた証が
誰かの記憶に残って欲しいなと
願ってしまいます。
少なくとも、あの人がいなくなって
良かったなんて思われたくありません。
そのためにも、
自分が誰かの役に立てることを
一生懸命続けていきたいと思います。
中山美穂さんのご冥福をお祈りいたします。