石鍋てるみです。
1月も最終日になってしまいましたね。
本当に時間が経つのが
年々早くなってる気がします。
育児中なんて、日々子どもの世話と
自分の仕事や家事で本当に忙しくて、
気がつくと自分のことは
何もできてないと感じることがあって
落ち込んでしまったことがあります。
映画や連続ドラマとか
読書する時間もなかったな。
大好きなアーティストの新曲も
気にする時間もなくて
この育児期間は世間から
遠のいて過ごしていた気がします。
流行にも無頓着で
ただただ、毎日を過ごすことで
精一杯だった育児中の私。
あの頃、自分一人で育児を抱え込まないで
時間にメリハリを持って使っていれば、
もっと他の面も充実させて
過ごせていたのかもしれません。
もしかしたら、他の人生の可能性が
見つけられたかもしれません。
時間の使い方はそれぞれですから
育児中の時間をどう過ごそうが
その家庭の中で問題がなければ
他人が気にすることではありません。
自分の時間がなくなっても
子どものために時間を費やすことに
価値を置いている人もいるでしょう。
でも、私が今思うのは
育児中だからといって、
我が子と片時も離れてはいけないとか
親が自由な時間を持ってはいけないという
思い込みは不要だと思います。
この思い込みが強すぎると
子どものために自分を犠牲にしてきたような
後悔を後から感じてしまうことが
あるからです。
子どもは親から自立していく方向に
成長していきますし、
そうしなくてはいけないと思います。
いくら、あなたが子どもから離れず
世話をしても、いずれは独り立ちして
あなたからは離れていくのです。
その時になって、振り返っても
あなたの若かりし時間は戻ってきません。
あなたの20代、30代、40代は
育児中も過ぎていって、
時間を戻すことはできません。
育児に専念するあまり、
自分自身の今、未来が見えなくなって
その年代にやれたはずのことも
やることができずに通り過ぎてしまうこともあります。
どんなに、育児中であっても
自分の一回きりの人生に与えられた時間を
忘れてはいけないと思います。
今、育児中だからと思って
先送りにしていることはありませんか?
子どもが大きくなったらやろうと
思っていても、実際その時が来たら
もうそのことには興味がなくなってるかもしれません。
人はどんどん変化していくものです。
何かに興味がそそられることは
今のあなたに必要だから
引き寄せられたものだったりするのです。
その時々の出会いや興味を大事にすることは
あなた自身を大事にすることでもあります。
今のあなたが求めているものを
今与えてあげることで
人生の後悔を減らすことができますし、
子どものせいでできなかったというような
被害者意識を持つこともなくなります。
育児はとても大事な親として大事なことですが
それと同じように、一人一人の時間も大事です。
育児に追われてしまうと、
頭の中は子どものことが大半を占めてしまうし、
自分のことをゆっくり
考えることをしなくなってしまいます。
自分のことだけをゆっくり内観する時間を
意識して作らないと、
将来の自分を思い描くことや
今何をしておきたいのかなどを
考えられないまま過ごしてしまいます。
毎日同じことの繰り返しで、
人のためだけに生きる生活になって
子どもが独り立ちしてしまうと
いわゆる『空の巣症候群』になる恐れもあります。
育児中であっても親としての役割だけでなく
他の役割も持っているはずです。
そのどれもが自分を作っている大事なもの。
バランスよく、それぞれの役割を成長させていくことは
必要なことだと思います。
育児中であっても手を抜いたり、
起きらめたりしてはきっと後悔することになります。
ぜひ、育児中は無理をしてでも
自分だけになれる時間を捻出して
自分をしっかり満たして欲しいです。
時が経つのはあっという間です。
大事にしてください。