コミナスブログ

寝不足の乳幼児は危険です。

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石鍋てるみです。

先日、朝受け入れの時から不機嫌で
いつもなら泣くことなんかないのに
メソメソ泣きながら
お預かりしたお子さんがいます。

保育室に入るなり、
カーペットの上にゴロンと横になって
メソメソしています。

熱もないし、眠いのかな?と思い
早速お布団を用意してみました。

そこに自分から行ったかと思うと
一瞬で、眠りについてしまい
そのまま、2時間以上熟睡でした。


お昼過ぎに、自然と目が覚めると
すっかりいつものように
ご機嫌になってくれました。

その様子を、お迎えの時にお話しすると
夜更かししていたせいだと
いうことがわかりました。

『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』では
少人数で家庭的な雰囲気の中で過ごせるので、
お子さんのペースに合わせて
生活することはできます。

午前中であっても
元気を取り戻すために
寝不足であれば、
午前中でも寝かせてあげられます。

けれども、これが集団生活となると
そうはいきません。

きっと、不機嫌なままなんとか
午前中を過ごすしかありません。

その状態で活動が楽しくできるはずはないでしょう。

学校生活であれば、
授業を楽しく受ける気持ちにも
なれないと思います。


今は、家庭の中で
ある程度自由に過ごせている乳幼児であっても
数年後には、集団生活に入って生活します。

心も身体も元気な状態で
昼間の時間を過ごせるようにするのは
その後の子どもの成長にとって
とても重要な生活リズムです。

その生活に無理なく適応していくには
乳幼児期のうちに、
そのリズムを脳に覚えてもらうことが
とても大事だといわれています。

パパとの時間も子どもにとって
大事だという気持ちから
帰りが遅いパパを持っている子も
いるかもしれません。

でも、これは乳幼児にとっては
少し間違い行動だと思っています。

乳幼児期は、生命維持に関わる
脳の中心部をしっかり育てる時期です。
この部分の脳神経を作り上げるのは
この時期しかありません。

自然のリズムと、
生活リズムを合わせることで
本来の人としての生命力は
発揮されるようにできています。

朝、日の出と共に活動が始められ
夜、日が沈むと休養するというリズムに
身体を馴染ませること、
そのような、生活習慣を作り上げることが
とにかく乳幼児期は大事になっています。

ここがしっかりと作られた脳であれば
その後の、感情のコントロール、
知識、理性といった複雑な働きも
楽にこなせる脳になりますから
子ども自身が自己コントロールできることにつながって
結局は育児が楽になるということです。

育児をできるだけ楽にして
子どもを健やかに育てていきたいと思うのであれば
乳幼児期の生活リズムを整えるという
シンプルなことを徹底することが
近道だと思っています。

人間社会のほとんどは
昼間活動するという時間配分になっています。

子どもが、その生活を苦労せず、
朝から元気に機嫌よく活動的に送るためには
早く寝て、早く起きて
栄養をとってというシンプルなことを
やり続けるだけですでに合格だと思います。


たくさんの習い事で知識を
増やしてあげることよりも
一緒にいてあげる時間をとることよりも
たくさん誉めてあげることよりも
最も親が子どもにやってあげるべき
大切なことだと思います。

地道なことですが
少なくても小学校にあがる前までは
生活リズムを意識してあげてほしいと思います。

この時期にしか、
脳の土台を作ることはできません。

朝から眠そうな子どもの姿は
何か問題が隠れています。

脳を育むには充分な睡眠が欠かせません。

今気づいたら、
今日から直していきましょう。

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