石鍋てるみです。
高校生の娘がスマホのアラームを
いじっていました。
何度も、さまざまなアラーム音を鳴らし
選んでいる様子だったので
どうしたのか尋ねてみたら
どの音が一番起きやすいか
試していたということでした。
「朝、いつもより早く起きて
少し勉強したいから」と言ってます。
どうやら、最近模擬試験の結果を見て
少しまずいと感じたようです。
いつもより、1時間早く設定しているようでした。
でも、今朝もアラームは鳴っているのに
なかなか起きてきません。
本当はスマホのアラームだと
朝イチでスマホを見てしまう危険性があるので
おすすめしたくはないのですが
自分から始めたことなので
見守りたいと思います。
それでも、いつもより
早起きになっているので
彼女なりに頑張っているようです。
大人もそうですが、
早起きを習慣化するまでには
苦労はつきものですよね。
まだ寝ていたい、
でも、起きなくっちゃいけないと
葛藤した挙句に、2度寝してしまい
今日もできなかったと
自己嫌悪になることもあります。
早起きのコツ。
それはとにかく時間になったら
何も考えずに起き上がるしかありません。
まずは身体を起こすだけ。
初動は最悪身体のどこかを動かすことに
意識を向けるのでも効果があります。
私はどうしても起きられない時
手足をグーパーさせることに集中します。
そして、起きる。
早起きを続けているからか
歳をとったからなのか
今はあまり苦労せずに
時間になったら目が覚めます。
それでも、冬は寒いし暗い。
まだ寝ていたいなと
よぎることもしばしばです。
でも、早起きは1日を
自分でコントロールしてると
実感できる大事な習慣。
自分で決めた時間に起きる。
これができなければ
時間に流される人生になること間違いなしです。
子どもには頑張って習慣化して欲しいです。
早起きの習慣作りに苦労しないのは
乳幼児期に定着させてしまうことです。
今の子どもたちは慢性の睡眠不足に
陥っています。
大人と同じような生活リズムで
過ごしている子どもが増えています。
乳幼児期の正しい睡眠時間は、
健康な成長と発達に欠かせません。
脳神経を正常に作り上げるには
十分な睡眠が必要です。
新生児から1歳までが特に重要で、
通常は1日に約16~20時間の睡眠が必要です。
1歳を過ぎると、通常は夜に約10~12時間、
昼寝に1~2回合計して2~3時間の睡眠が必要です。
昼寝は1回あたり1~2時間が目安で、
昼寝を長く取る子どももいます。
子どもによってパターンが
異なることを考慮する必要がありますが
おそらく寝過ぎてしまうと心配することはありません。
日本人の睡眠時間は
大人も子どもも世界で最も短いと言われています。
例えば5歳のお子さんが毎朝7時に起きるとしたら、
11時間30分の睡眠を確保するためには、
前日の夜7時半には眠っていなければなりません。
6~9歳のお子さんが
10時間の睡眠をとって朝の7時に起きるには、
前日の夜9時が就寝時間です。
睡眠時間に対する大人の感覚が、
ずれていませんか?
思ったよりも、たくさん寝る必要があると
意識を変えてくださいね。
規則正しい睡眠スケジュールを維持することで、
乳幼児の睡眠パターンが安定し、
大人になってもそれのパターンが
ペースメーカーとなって
健康な成長を促進します。
このパターンが脳に仕組まれていると
早寝早起きが習慣となりやすいです。
学校や仕事で活躍するにも
全て、日中にパフォーマンスを上げる
必要性があります。
早寝早起きはシンプルなことですが
日常生活を活動的に過ごすために
絶対に必要な習慣です。
親が子どもにしっかりと
土台を作ってあげると
それが子どもにとって
一生のプレゼントになります。