コミナスブログ 子どもの発育と発達

秋の夜長の過ごし方

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石鍋てるみです。

秋分から冬至までは
夜が長くなっていきますよね。

早いうちから暗くなってくるので
帰宅時間が一緒でも
なんだか、1日の終わりが早く感じて
夕食準備なども早く済ませなくてはと
気忙しくなってしまうことがあります。

そして、さっさといつもの家事を
片付けられたせいで、
思ったより夜の自由時間が
確保できたということがあります。

秋の夜長。

虫の声を聞きながら、
ゆっくり読書をするなんていう過ごし方も
憧れてしまいます。

映画を観るのもいいですよね。


でも、そんな日こそ
いつもより早く就寝するのも
いいかもしれません。

あなたの睡眠時間は何時間ですか?
そしてお子さんの睡眠時間は
何時間でしょうか?

多くの日本人は、夜ふかしの傾向があります。

夜中でも明るくなって、
お店も遅くまでやっていますし、
娯楽も常に手に入れられますから
夜の時間が余っても
過ごし方に困ることはありません。

でも、毎日多くのストレスの中に
生活している私たちは
慢性的な睡眠不足に陥っています。

これは、脳にとって
非常に良くない状況です。


特に、大人の生活に合わせて
生活している子どもは
どうしても、本来必要な睡眠時間を
削られてしまっています。

脳の成長期である大事な時期に
睡眠不足であることは
人として生きていく上で非常に重要な
脳幹部の成長を妨げてしまいます。

脳幹部の成長が未熟なままでは
無気力、我慢ができない、
衝動性が高まる、感情のコントロールができない
不安が自己解消できないなど
大きくなってからの心の病にも
つながるといわれています。

では、脳をしっかり休ませ
しっかり成熟させるためには
何時間睡眠時間が必要なのでしょうか。

理想の睡眠時間は以下のようです。

生後1日目~3か月・・・14~17 時間
生後4か月~11か月・・・12~15 時間
1歳~2歳・・・11~14 時間
3歳~5歳・・・11~13 時間
6歳~13歳・・・9~12時間
14歳~17歳〜・・・8~10 時間

1歳から就学前の子どもは
昼寝で2時間くらい確保し
残りを夜に確保するという形が
理想とのことです。

今、就学前であっても
小学校へ行ってからの準備とかで
お昼寝をやめているところが
増えてきました。

さらに、睡眠不足になっている
子どもが増えているのではないかと
懸念されます。

最低10時間の睡眠時間を取るには
朝7時に起きるとしても21時には
寝ていなくてはいけません。

理想は子どもは20時には寝て欲しい

脳神経をしっかり育てるには
まずは『よく寝るしかない』といわれています。


大人の心身を整えるのも
睡眠がとても重要です。

親が元気なことが
子どもにとって重要なことです。

秋の夜長は『何かをする』のではなく
『いつもより早く寝る』を
実践してみてはいかがでしょうか。

きっと、心も体も整って
元気が復活すると思います。


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