石鍋てるみです。
今日は、おすすめの本を１冊紹介します。
この前、ご紹介した
ペンキ画家SHOGEN（ショーゲン）さんと
ひすいこたろうさんが書いた
『今日、誰のために生きる？』です。
発売前から予約していたのですが
残念ながら、発売当日には
手に届かず、
先週やっと届いた本です。
それだけ、注目されていた本なのでしょう。
すでに２刷でした。
アフリカのペンキアート「ティンガティンガ」を
学びに行ったSHOGEN（ショーゲン）さんが、
ブンジュ村の人と共に生活する中で、
日本人の本来の生き方に気づかされ
生きる喜びを知っていく物語です。
日本人が縄文時代から受け継いでいる
遺伝子、感覚、才能
自然との共存など
生きる上で大事なこと
置き忘れてきてしまったものにう
読んでいて思い出すような
感覚を受けました。
心の奥に、どこか懐かしい
ほっこりと、優しい
温かい感情が湧いてくるような
お話が書かれています。
ひすいさんの解説もついて
現代忙しなく生きている日本人が、
今できる役割に気づくことができて
日本人として生まれたことにも
喜びを感じられる本だと思いました。
食事が作業になっていないかな？
今日、感謝できることは？
諦めることが悪いことだと思ってない？
日常の当たり前が
どんな大きな夢や希望よりも
大事なんだと改めて感じます。
この本は、育児の本ではありませんが
私がいつも感じている育児に大事な
エッセンスがたくさん散りばめられています。
大人が夢を持つこと
大人が心の余裕を持っていること
大人が小さな幸せに気づけること
大人が人の暖かさを信じられること
そんな、大人がいっぱいになることが
子どもにとっての幸せな人生の
スタートにとても大事だということが
伝わってきます。
子どもに失敗する大人の姿を見せること
喧嘩をしても、
その日のうちに解決する姿を見せること
人間として未熟でも、
そこが可愛い、人間らしいって
認めることができる社会が
子どもに勇気を与えます。
ぜひ、育児中の親御さん
子どもに関わる大人
日本人みんなに
読んでほしい１冊です。
