コミナスブログ 子どもの病気

家族が感染力が強い病気に罹ったら

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石鍋てるみです。

アデノウイルス感染症が
増えてからしばらく経ちますが
まだその流行は治っていないようです。


アデノウイルスが引き起こす感染症は

  • 咽頭結膜熱(プール熱)
  • 流行性角結膜炎(はやり目)
  • 呼吸器感染症
  • 胃腸炎
  • 出血性膀胱炎  の5つです。

いろんな症状なので
アデノウイルス検査で陽性を確認しないと
ただの胃腸炎かなとか
目ヤニが出るだけかなとか
風邪かなとか言いながら
経過を見ることが多いかもしれません。

でも、感染力は強いですし、
大人にも感染しますので
注意は必要です。

中でも流行性角結膜炎(はやり目)は
感染力が大変強く、
病院や職場・家庭内で大流行するケースもあるため、
注意が必要です。

流行性角結膜炎(はやり目)になると、
結膜(白目の部分)が真っ赤になり、
涙・目やにが出やすくなります。
まぶたも腫れることが多いです。


炎症の程度がひどい場合、
症状がなくなるまで数ヶ月かかる場合もあって
視力障害を起こしやすいので注意が必要です。

この病気は、指定された医療機関が、
患者の発生数を厚生労働省に
届け出る病気になっているくらい
流行を早期に知ることは
重要視されている病気です。


こんな感染症に子どもがかかってしまったら
親としてはどうしたらいいのでしょう。

ウイルスが原因なので、
治療薬はありませんので
対症療法しかありません。

あとは、蔓延を防いで
自然に治癒するのを待つしかないわけです。

家族に患者が出た場合にできることは
感染しないようにすること。
広げないこと。
自分が感染しても発症しないこと。

実際は、知識があるかどうかは大事で
当然ですが頭に浮かぶ対策しか
人は実行できません。

あなたはいくつ
感染予防対策を思い出したでしょうか?


患者と物を共有して使用しない。
患者が使用した物品の消毒を徹底する。
距離をとる。
排泄物の処理に注意するなど
いっぱい出てきましたか?

では、実際どうやって実行してますか?

赤ちゃんが罹ってしまった場合
どうしてもお世話はもちろん
いつもより機嫌が悪く
抱っこすることも多くなって
近くで接触しなくてはいけない状況でしょう。

例えば、赤ちゃんが
『はやりめ』になってしまったらどうしましょう。

他に家族がいる場合、
一番お世話する人を一人決め
他の家族は関わらないようにするという
考え方は浮かんだでしょうか?

そして、その人は
できる限りの感染対策を
心がけるしかありません。

抱っこしたあとの衣服は
よだれや鼻水、目やになどが
付着していると考え
エプロンなど予防衣を着てから接するとか
着替えをこまめにすることも大事です。

鼻水や目やになどは
素手で取ることはせず
必ずビニール手袋をつけること。

ゴミは、ビニール袋に捨てて
口を縛る、室内に置かない。

一つの作業ごとにこまめに手洗いする。

子どもが動ける範囲を制限する。

ウイルスは治ってからも
便から1ヶ月は排泄されてますから
手袋をして交換し、
密閉して捨てること。

感染力が強い病気には
少し思いつくだけでも
このような対策が最低でも必要です。


そして、日頃から大事にしたいのは
清潔な環境です。

特に一番身近な身体は
毎日入浴をして、
清潔にして1日を終えること。

病気になった子ども自身も
熱があっても
身体を清潔にすることは重要です。

入浴が大変なら、
シャワーやタオルで拭くだけでもいいですし、
手洗い、顔を洗うといったことだけでも
こまめにやってあげましょう。

こういった感染対策は
どんな症状の病気であっても
共通して必要なことです。

家族を守る立場の親は
家族の健康のためにも
注意できるようになって欲しいと思います。

そして、家族全員が
栄養、休息をしっかりとって
常に体調を整えておくことが
病気にかかりにくくなる点で重要です。

感染力の強いから特に注意するという
考えも大事ですが
感染力の強さに関わらず
常に病気にかかりにくい環境を
自分たちで作っていこうと
日頃から心がけることが
大事だと思います。

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