石鍋てるみです。
昨日は、『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』
開設以来初めて賑やかな保育になりました。
なぜか、昨日は依頼が重なり
病児保育の方と一般保育の方の2名を
お断りする事態になってしまいました。
徐々にご利用者が増えてきてありがたいことですが、
全てに対応できないことが心苦しくもあります。
昨日は生後1ヶ月〜1歳10ヶ月の
お子さんが利用してくれました。
2人は何度か利用しているので
もうおもちゃの場所もわかっていて
自分のお家のように
自由に遊んでいます。
押入れの中に場所取りをして
いつまでも遊びに夢中になる子もいます。
同じおもちゃで遊びたくて
ちょっと駆け引きや上下関係が
始まる場面もあります。
時間が重なるタイミングで
たまたま出会った子どもたち。
自分よりも赤ちゃんの子には
自然と優しい態度で顔を覗き込んだり
撫でてみたり。
お姉ちゃんが走り回ると
嬉しそうに身体を跳ねさせて喜びます。
どんな年齢の組み合わせになるのか
どんなタイプの子と一緒になるのか
わからないのが一時保育。
子ども同士でも相性があって
組み合わせ次第でその子の違う一面が
見えたりします。
我が強くて、ものを譲れないって言われていた子が
「はい!」っておもちゃを渡してあげたり
人見知りでおとなしい子が
実はわんぱくだったなんてことも
お友達が変わるだけで起こりうるから面白いですよね。
大人もそうですよね。
自分の置かれた場所で、
出てくる自分が変わっていて
自分ってこんな人だったんだって
気がつくこともありますよね。
子どもたちも
そんないろんな環境で置かれることで
意外な自分を発見して
自己イメージを育てていきます。
こんな自分が好きだと思えた経験
こんな時の自分は嫌だったなという経験から
好きだと思える自分を作り上げていくことは
子どもの時期に大事なことだと思います。
変化のある居場所をたくさん持つことで
いろんな自分に出会えます。
異年齢のお友達、地域の方々や
動物、植物といった自然まで含めて
いろんな居場所の中で
自分をじっくり味わって欲しいと思っています。
『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』は
そんな場所作りを意識して
子どもを育んでいきたいと考えています。