コミナスブログ 人生について考える

子どもに先祖の話をしよう

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

今日は、迎え盆。
昨年末に亡くなった義父を
お迎えするための準備をしました。

いつもは、義父がやっていた
迎え火のための用意や、
仏壇の飾りなどを
今年は、義母と一緒にやっていることが
まだ、しっくりきません。


改めて、いなくなっちゃったんだよねって
実感してしまいます。



先祖の供養という気持ちは
子どものころにはあまり実感がなくて
お盆になると、提灯に火をつけて
仏壇まで歩いてくる行事のようなものとして
捉えていました。

「ほら、おばあちゃんが帰ってきたから、
ご馳走あげようね」
といって、親戚と集まってご飯を食べたという
思い出があります。

おばあちゃんがどこにいるの?って
先祖供養というよりも、
なんだか、おっかない日にも感じました。

でも、子ども心に、
大事な日なんだなということは
わかっていた気がします。

親戚が、私が会ったこともない
先祖との思い出話をしているのを
毎年聞かされている中で、
その先祖の姿を想像することもありました。


一昨日、最近仲良くなった、
近所の老夫婦に、実家から届いたブドウを届けたとき、
「ちょっと、お茶でも寄ってって」というので
お邪魔した時のことです。

亡くなった義理の父が
そこの奥さんのお兄さんと同級生で、
よく一緒に悪さをしていたらしく
奥さんも、遊んでもらったという
話をしてくれました。

義父の両親のこともよく覚えていて
明るくて、面白いお母さんだったとか
大きな身体のお父さんだったとか
いろんな話をしてくれました。

嫁に来た私は、全く知らなかった先祖の姿や、
その頃の家の周りの様子などが、
生々しく想像できて、
とても楽しい時間でした。

帰って仏壇に手を合わせた時に
写真でしか知らなかった、
義父のご両親の写真を見て
とても、近しく感じられて、
それまでの供養する気持ちが変わっていました。

日頃は忙しくて、先祖のことを振り返ることも
少なくなったけれども、
お盆の時期くらいは、子どもたちにも
その思い出話を語っていきたいと思います。

亡くなった人との思い出話を
聞かせること、語り合うことは
とても大事だと思います。


亡くなっていなくても、
お母さんが自分の両親との思い出話や、
祖父母との思い出話を
子どもに話していくことが
先祖を近くに感じることにつながると思います。

まだ、小さい子どもにはその大事さは
伝わらないかもしれないけれど、
ご先祖が一生懸命に命を繋いでくれたから
自分達が生きることができていることを
わかる日が来ると思います。

親がそのことを大事にできれば
子どもに伝わっていきます。
いっぱい、話をしてほしいと思います。

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