石鍋てるみです。
昨日ディスカウントスーパーの「オーケー」が、
初めて東京・銀座にオープンしたそうです。
うちの近所にもあるスーパーが
あのおしゃれな銀座にできたというのが
なんだか違和感を感じます。
一等地に出店できる
「オーケー」がすごいのか?
銀座といったら
高級ブランドのお店が並んで
老舗もあったり
独特なイメージを持つ街でした。
私は若い頃、
中央区に住んでいたので
特にバブルの頃なんて
ものすごく高級なお店が目立って
ホステスさんなんかも
超一流のイメージでした。
あそこは、セレブの大人の街。
私には似合わない街だから
よかったのに。
それがここ数年は
ダイソーやユニクロ
GUなどの節約志向のお店が
どんどん出店されて
本当にどこに行っても
変わらない街並みになりつつあって
ちょっと残念です。
高級な大人の街、
ここでしか手に入らないような
こだわりのお店を
銀座には残して欲しいものです。
それにしても、
安いものを求めてしまう私たち。
一円でも安いものを求める買い物は
巡り巡って、結局は自分のの生活を
苦しめてしまいます。
安いものを量産するには
その材料や人件費など
当然安くする必要があって
日本よりも安くできる場所と人で
生産するといった
ことも起きているわけです。
日本の雇用先が減るということは
就職できない若者も増えるということ。
公務員やレジなど仕事が
なくなろうとしている流れの中で
働く場所がなくなっていく時代です。
働かなければ、お金は入らず
収入が減れば、安いものしか買えない。
もうこの資本主義も難しい状況です。
銀座が、節約モードになったというのは
日本経済の危機としか見えないです。
本当に大事なものに
正当な価格を持たせることや
消費者自身も価値観を変えていかないと
どんどん日本経済は低下してしまう気がします。
難しいことはわかりませんが
財布の紐がどんどん閉まって
いかざるおえない私。
お金のある人が、
たくさんお金を使うほど
得するような世の中になって
どんどんお金を流して欲しいと
願ってしまいます。