コミナスブログ 日常からの気づき

今朝の反省

更新日:



石鍋てるみです。

今朝の散歩中の出来事です。

ちょっとアルバの散歩コースを
変えて歩いていくと
反対側の歩道に誰かが
倒れているのが見えてきました。

脇を歩いて気にしながら
通り過ぎていく人が数人
自転車で通りすがる人も
いました。


朝の7時前ですから
だいぶ人も増えてきていましたが
気にかける様子はありながらも
倒れている人に声はかけていません。

私も一瞬通り過ぎようかと
思ったのですが
やはり気になってしまいました。

道を渡ってその人に近づいてみると
若い男性で、酔っ払いのようでした。
露出した両腕には
刺青が彫られています。

意識はあるのかないのか?
呼吸もしてるのかしてないのか?


近くの駐輪所のおじさんに
聞いてみると、
「来た時からずっと倒れてるんだよ」という返事。

救命講習などでは
「人が倒れています。」
「大丈夫ですか?わかりますか?」
「意識なし」
「呼吸の確認」
「呼吸なし」・・・など
順序よく救急対応が進むのですが
いざとなるとこれが結構ハードルが高い。

せめて動いているのが
確認できたらいいのだけれどとか
ここで、救急の連絡をしたら
連絡者として事情聴取されて
時間が取られてしまうとか
この刺青の人に悪く思われちゃうかもとか
いろんな思いがよぎってしまいます。


結局、若い人で酔っ払いだし
きっとそのうち起きられるだろう
大丈夫だろうという
こちらの勝手な思い込みで
通り過ぎてしまうという選択を
してしまうのだと思います。


でも、朝7時前でも太陽が登って
暑さも増してきていて
全く日陰がないところで
倒れてしまっているので
酔っ払いだとすると
すでに脱水傾向も強いはず。
熱中症の方も気になります。

思い切って、とりあえず意識だけは
確認しておこうと思って
声をかけてみました。

「おはようございます。わかりますか?」
何度か肩を叩いて声かけすると、
「う〜ん」と言いながら
身体の向きを変えました。

でもそのあとは眠ったままで
返事はありません。
すぐ動き出す感じはありません。

とりあえず、駐輪場のおじさんが
「警察に電話するよ」ってことになりました。


私は、その人から少し離れたところで
様子を見守りながら
怪訝そうに脇を通り過ぎる人に
「警察の人が来てくれるので大丈夫です」って
説明したりしてお巡りさんが来てくれるまで
待っていました。

急性アルコール中毒や熱中症など
命に関わることもあるので
救急車でもよかったのか?

いろいろな考えが巡ります。
そしてやっとお巡りさんが到着。
その後の経過は
お巡りさんにお任せして散歩から帰宅しました。

それにしても救命講習の実践は
テクニックは難しいわけではないものの
初めの関わりを自分がするんだという
決定する部分のハードルを超えるのが
大変だと実感しました。


看護師の私が躊躇するくらいですから
家族以外の身元がわからない人に対する
救命対応は
一般の人は難しいと思います。

ニュースでも人の命を救ったという人の
行動が取り上げられることがありますが
その行動ができることが
本当にすごいことだと今回改めて感じました。

いつ、どこで、
倒れている人と遭遇するかは
わかりません。

いつでも、どんな人に対しても
「大丈夫ですか?」の一言を
自分の都合を考えずに勇気を出して
言える自分になりたいと思いました。

今朝の若者が単なる酔っ払いで
その後体調に問題がなかったことを
お祈りしています。


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