シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
昨日私は、歯のクリーニングに行ってきました。
年に2.3回しっかりと
クリーニングしてもらうのですが
気持ちがいいものです。
一度、スッキリすると
これを維持しようとして
歯磨きのモチベーションが上がります。
ところで子どもの歯磨きに
苦労している人はいませんか?
虫歯が気になって、
甘いお菓子を控えたり
夜寝る前の仕上げ磨きは
必ずお母さんがしているといって
とても注意してくれているご家庭が
増えてきています。
それでも、生えたての子どもの歯は柔らかく
早い子では、1歳半くらいには
前歯が虫歯なんていう子も
稀にみられます。
一本でも虫歯になると
もう口の中には虫歯菌が
住み着いてしまっていますから、
本当に注意しないと
次から次へ虫歯は広がっていきます。
とにかく、最初の1本を虫歯に絶対にしないと
決めてかかる事が大事です。
そのために、毎日のケアは欠かせません。
歯に汚れを付着させない、
長い時間付着したままにしないことが
大切です。
ケアの代表は歯磨きですが、
小さい子は習慣化するまでが
大変だという事があります。
歯が生えていない赤ちゃんの頃から
ねんねの姿勢で、口の周りに触ったり
口の中に指を入れて歯茎を触るなど
遊びながら、敏感な口の中周囲を
お母さん、お父さんが触る習慣を
つけておくと、歯ブラシを抵抗なく
口に入れさせてくれるようになります。
夕食が終わって、寝る前には
口の中を確認する時間を
習慣化していきましょう。
そうやって、慣れておくと、
口の中に物を入れられることに
不安感が減って、歯医者に行っても
比較的怖がることなく
口を開けてくれるようになります。
とにかく、早め早めに
抵抗感を少なくする経験を
お家で重ねておくことが大事です。
最初から、歯磨き粉を
使おうと頑張らなくても大丈夫です。
ブラシだけでも汚れは取れます。
唾液などを、歯磨き中にある程度
飲み込まずにいられたり、
慣れてきた時に、少しづつ歯磨き粉を
使用していきましょう。
歯磨き粉の使用目的は
子どもの場合虫歯予防が第一となります。
ですから、その目的に合った歯磨き粉を
しっかりと選びましょう。
子供が喜ぶからといって、
キャラクターが描かれたものや
好みの味付けのものなど
選んでしまう場合もありますが
あまりお勧めできません。
虫歯予防には、フッ素がいいと
聞いた事があると思いますが、
フッ素入りと書かれた子ども歯磨き粉の
ほとんどは、使用量が書かれていなかったり、
ほんの少量しか入っていないものがほとんどです。
フッ素濃度は
歯が生えはじめるころ~5歳は500ppm、
6~14歳は1,000ppmの濃度がよいとされています。
フッ素濃度が500ppm未満では
虫歯の予防効果は認められていませんから
表示をよく確認しましょう。
せっかく毎日、歯磨きを行なっていても
効果がない物を続けているのは
意味がないと思いますから
しっかりと効果がある歯磨き粉を
使用することをお勧めします。
また、大人の歯磨き粉も同じですが、
研磨剤・発泡剤歯配合されていないものを
選びましょう。
歯の表面を傷つけてしまたり、
泡立ちが多いことで、
長い時間磨く事ができないため、
磨き残しができやすいです。
泡立つと爽快感もあって、
しっかり磨いた気になってしまうのですが
実は綺麗になっていない事が多いのです。
市販品を買うときは、
価格も気になりますが、
しっかりと成分表示を確認して
安全性の高い目的に合った商品を
見つけて、毎日のケアに活かしてほしいと
思います。
どれを選んだらいいかわからないときは、
歯医者さんでお勧めされているものを
購入するのがいいかと思います。
生えたての可愛い歯を
傷つける事なく、守ってあげてくださいね。