コミナスブログ 子どもの健康管理

不機嫌なのはだれのせい?

更新日:



シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。



今日は、ハロウィンですね。

いつもは、派手なイベントですが、

私の周りでは、今年は控えめになっています。



でも、今夜は満月。

ハロウィンの日と満月が重なるのは46年ぶりとか。

次に、重なるのは、38年後らしいです。



しかも、今月は2回目の満月。

『ブルームーン』ですね。これを見ると、

幸せになれるとか (^▽^)/

そして、一番小さく見える満月みたいです。

今夜は、ベランダでゆっくり幸せを感じながら、

この最小の満月を愛でたいと思います。



ところで、ここ数日、

急に空気の乾燥がひどいと感じませんか?

私なんて、家事をやった後の手が、ガサガサ。

ささくれもできてしまってます。



そういえば、

赤ちゃんのほっぺや、おなかが

ざらついてきているようです。



先日、子どもたちと遊んでいると、

いつもより、おこりっぽい、

お友達と衝突が多い子を発見。

(何で、不機嫌なんだろう?)



ちょっと観察していたら、

首や腰のあたりをポリポリ掻いています。

遊んでいても、集中できないくらい痒そうです。

掻きむしってしまって、所々血がにじんでいます。

(もしかしたら、

   これが原因でイライラしてるのかな?)

さっそく、お母さんにそのことをお伝えしました。



痒みがひどいと、大人だって辛いですよね。

もしかしたら、夜も熟睡できていないかもしれません。



こんな風に、空気の乾燥がはじまり、

肌のトラブルが見られる季節には、

スキンケアの方法も変更が必要です。

特に、子どもの肌は、まだ大人よりも薄いので

皮膚の水分も失われやすいです。




今日は、子どものスキンケア方法をお伝えしますね。

1 血行を良くする。

入浴は毎日おこない、湯舟にゆっくりと浸かりましょう。

芯から身体を温める方がよいです。

生活に身体を使った運動も大事です。

2 肌の洗浄

肌についた汚れは、落としましょう。

粉が吹いたようになっている肌になってしまっているときには、

洗うときに、石鹸の使用は避け、お湯で流す程度でOKです。


どうしても、石鹸を使用したい場合は、

低刺激のものを選び、

石鹸を良く泡立ててから、

肌の上を泡で撫でるように

やさしく手のひらで洗います。

石鹸を使用した場合は、

石鹸成分をよく洗い流しましょう。



この時期、寒いので熱いお湯を使用してしまいがちですが、

乾燥をひどくしてしまうので、ぬるめのお湯を使用します。

私の個人的な意見としては、

石鹸の使用は、

肌の表面のバリア機能をとりすぎてしまい、

肌の自然な防御作用を無くしてしまうと

考えていますので

通年、お湯で流すだけで充分だと考えています。


新型コロナ対策で、

手洗いもこまめに行っているでしょうが、

毎回石鹸で洗う必要はないと考えています。

こちらの記事も参照)



また、食事のとき、

口の周りが赤くなってしまうのも、

食事の中の塩分などの刺激物が

バリア機能を失った肌にしみ込んで

炎症を起こしている状態です。

食後すぐに、洗い流してあげましょう。


このような場合は、食事の前に、

肌にバリアを作ってあげる目的で、

赤くなりやすい部分に、

ワセリンをあらかじめつけておいてあげると

肌にしみ込まず、

肌を保護し悪化を防ぐことができます。

3 丁寧な水分のふき取り


入浴後は、洗浄の後は、

抑えるように水分をよくふき取ります。

タオルでゴシゴシこすることは

しないようにしましょう。

4 充分な保湿



ワセリンなど保湿剤を使用し保湿していきます。

子どもに安心して使用できるオーガニック・

無添加のものがいいでしょう。


肌荒れで受診するとヒルドイド軟膏などを

処方されることがありますが、

すでに、掻き傷など起こしている部分には

使用しないよう注意が必要です。



薬には、必ず副作用があります。

よほどの重症でなければ、

正しいケアをすることだけで改善できます。

人間には、自分で治す力がありますから、

できるだけ薬には頼らないことが大切です。


保湿剤の量としては、

大人の手のひら2枚分の面積に塗るとしたら、

チューブタイプなら、

人差し指の1関節分を使用します。

思っているよりも、

ちょっと多めに塗っていきます。


5 水分補給


肌の表面だけでなく、

身体の中からの水分も補給することも大切です。

寒くなってきて、のどが渇く状態も感じにくいですが、

身体からの水分は結構失われています。



のみやすいジュースや、イオン水などで

水分補給してしまいがちですが、

糖分は、身体を冷やしてしまいますし、

内臓に負担をかけてしまうことや、

睡眠にも悪影響になります。


水分補給は、水や白湯で十分です。

温かい麦茶、ほうじ茶もいいですね。

お風呂上りだけでなく、一日を通して、

こまめに水分をとっていきましょう。



以上が、主なスキンケアの方法です。



先ほどの、不機嫌だった子どもも、

お母さんがしっかりと

保湿剤を使用してくれたことで、

肌が健康な状態にもどると、

不機嫌も改善され、

生活がおちついたようにみえました。

身体で感じる違和感が、心にも大きな影響を与えます。

子どもの不機嫌さ、困った行動には、

このように身近な環境からの影響が

隠れていることがあります。


子どもの内面ばかり、問題の原因を探さず、

その子を取り巻く環境を

見直してみるといいかもしれません。


そして、今のあなたのこころも、

今日の満月に影響されているかもしれませんよ。










 

 

 



































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