コミナスブログ 子どもの発育と発達

不器用さの改善に必要なこと

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石鍋てるみです。

昨日の午前中に東京23区では
大雪警報が発表されたことで
高校生の娘は終業時間を繰り上げて
午後早くに帰宅してきました。

午後からみぞれや雨に変わって
雪もあっという間に溶けてしまって
ちょっと寂しい気持ちもあるのですが、
大きな混乱にならないでホッとしています。

今日は、子どもの手先の不器用さについて
ちょっと気になったことを書こうと思います。

4歳くらいになって、
工作やお絵かきなどの機会が増えてくると
はさみや色鉛筆などの持ち方、
使い方が気になってきます。



もっと小さい頃にこういった道具を渡すだけで
何も教えなくても、
ある程度上手な形で持てる子もいれば
4.5歳になって何度教えても
うまく持てない子もいます。

まして、その使い方といえば
千差万別。

手と道具を上手に使いこなすのは
子どもにとっては難しい作業です。

こんな不器用な様子を見ると
大人はたくさん練習や経験をさせて
上達させようと考えがちです。

何回も、練習の機会を作って
紙を切らせたり、丸や三角の線を
謎って書かせようとしたりして
繰り返し経験させることで
上達することを期待します。

けれども、4歳くらいで
不器用さが目立っている子どもの場合、
このような作業の反復練習は
自分が苦手なこと、楽しくないことを
やらされるという気持ちになってしまうだけで
改善の効果は少ない方法です。


手先の不器用さを改善するためには
実はもっと、大事な経験を増やす必要があるのです。

それは、身体を使ってたくさん遊ぶこと。
それまでの成長段階で、
この身体を使うという経験が
少なかった、偏っていた可能性があります。

ですから、その部分をもう一度
積み重ね直す必要があるわけです。

手先を上手に使うという
複雑な動作をこなすために必要な
身体を使う経験は
ねんねの赤ちゃんから始まっています。

その一つは追視。


一見手先の器用さとは
あまり関係ないように思えますが
動く物を目で追うこと、
注意を向け続けることは
全ての基本になるかもしれません。

身体を使った遊び、特に外遊びは
環境の変化があり、ただ歩くだけでも
バランスをとっていたり、
危ないな、狭い場所を通れるかななど
たくさん頭を使うことができます。

物を掴む、持ち直す、投げる、受け取る
ジャンプする、思い切り走る、
ゆっくり渡る、背伸びする、片足でケンケンする。

こういった動きをたくさん経験することで
脳神経はいろんな回路を作り上げていきます。

物を見ただけで、
大体の重さが想像できるようになるとか
目を瞑っていても、
自分の手がどこまで挙げられているかわかるとか
左右の手が別の方向に回すことができるとか
そんな能力も育っていきます。


道具を見た時、その構造や動きをイメージしたり
どのくらいの力で持てるのかとか
切りながら、紙を動かすということも
この大きな身体の使い方、
イメージが育まれていないと
上達はできません。

うちの子不器用だなって思ったら
たくさんお外で思い切り遊ばせましょう。

もちろん、はさみやお絵描きも
続けてだいじょうぶです。

ただ練習という気持ちではなくて
一緒に楽しんでくださいね。

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