コミナスブログ 人生について考える

子どものことより大切なこと

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。




あなたは、『毎日、自分の時間がない』と思っていませんか?

家事や育児、仕事をしている人もいるでしょう。



その他に、子どもの行事や、地域での用事、友人との付き合いなど

毎日忙しく感じます。



私も、育児が始まったばかりの時は、

自分のこと以外のやらなければならないことが多くなって、

気がつくと、好きな読書や、映画を観る時間も無くなり、

ゆっくり食事をする時間も無くなっていました。



子どもの世話に追われて、子どもが寝付き、一日が終わると

ほっとすると同時に、(今日は何をやっていたんだろう)と、

何だか、むなしい気持ちになったことを思い出します。


自分ばかりが、犠牲になっているような、

いつも、心に満たされない思いを感じていたように思います。



かといって、ゆっくり映画を観る時間が見つかった、

楽しい友達との食事に参加できたとしても、

その姿を、夫や姑にどう思われてしまうかを考えると、

そのあとの、罪悪感が怖くて、ソワソワ落ち着かないのです。


もしも、今同じような思いをしている人がいたら、

私の経験を少しでも参考にしてみてください。


この頃の私は、ただただ、毎日起こることや、

自分でルーティン化したことをこなしていくような

時間の使い方をしていました。



その瞬間は、効率的に家事をこなしたり、

用事を忘れることなくこなすことで

自分に満足感を与えていたのですね。

今日もちゃんとやり切ったということでよしとする生活で、

今考えると、本当にやっつけ仕事で

用事に振り回されていた毎日だったと思います。


自分なりに、完璧に物事をこなさなくてはいけないという

思いがこの頃は強かったのです。



そして、もう一つ、

親として子どもの世話は、ちゃんとしなくてはいけない。

人に迷惑をかけないようにしなくてはいけない。

良い嫁、妻、母でないといけない。・・・

こんな、〇〇しなければならないという思いに縛られていました。



あるとき、そのことが今の自分を苦しめていたことに

気がついたきっかけがありました。

ある事情で、家を1週間くらいあける用事ができた時のことです。

家に帰ってみると、多少の家の汚れなどはありましたが、

そこにはいつものように、それなりに生活している家族の姿がありました。


私がいなくても、それなりにみんな生活できていることに、

ショックだった気持ちと、

自分がそこまで責任を感じなくても大丈夫なんだという

安堵感が葛藤したことを覚えています。



家族が自分に強制して、家事を育児をやらせていたわけではなくて、

それまでの自分が感じていた苦しさは、周りの目を気にしている自分、

人に認めてほしいという自分が招いていたことだったとわかったのです。


そして、自分がすべて、人に合わせる必要はないとも感じたのです。




もしかしたら、自分も、やりたいことをやって良いかもと

思えたのも束の間、いざ、考えても浮かんでこない。

本当の自分がなくなっていると気づかされました。

今日のアドバイス

自分にやさしくすることを意識する



それから、私は一週間の予定を立てて行動することにしました。



まず、日常で気づいたときに、

次のようなメモを取っておくようにしました。



自分がやりたい事。やりたくない事。

自分が好きな事。共感した事。



このメモを見ながら、スケジュールを立てます。


まず、自分がやりたい事に使う時間を、

まるで上司との約束を入れるように

絶対的なものとして確保してしまいます。




急に、ママ友からお茶のお誘いがあっても、

公園でもっと遊びたいと子どもがごねても、

この時間を守るためには、お断りしました。


本当に、自分のやりたい事をする時間を確保するには、

適当な時間を見つけたり、

やりたくない事を、工夫してやらずに済む方法や、

短時間で済む方法を工夫するようになります。


この時、映画を観たい、読書したいという思いがあった私は、

1週間に、1本の映画鑑賞の時間、

毎日30分の読書時間をとることを決めました。




その時間を、映画は、日曜日の朝3時間。

読書は毎日朝30分を確保しました。




朝は、余計な用事も入りにくいので、続けやすかったのです。

(この頃から、私の早起き生活は始まっています。)




これが、できた日は、その一日の時間を

自分がコントロールしているような

感覚になったのを覚えています。




そうやって、自分の気持ちに応えてあげる時間を持つと、

心に余裕が生まれてきました。



それから、小さなことも、自分はどうしたいのかを中心に

選ぶことを意識しました。



食べるものを選ぶときも、子どもが残したから、

勿体ないからこれでいいやと、口にしていたものも、

残り物ではないちゃんと用意した食事を

自分にあげることにしました。



疲れても、頑張ってやっていた、皿洗いも、

ほっといたまま、寝ちゃうことも許してあげるようにしました。


メモの共感したことをみると、自分の大事にしている

価値観のようなものがみえてきました。


自分が大事にしたいことは、何なのかを考えるための指針になりました。


そんな風に、自分の心を大切にする時間、

自分の心に従うことを

一日のうちに1つでも持つことで、

周りの人に自然に何かしようと思えるようになった気がします。



こうやって、私は、他人の目を気にして行動することも減らし、

自分ばかり我慢して、やってあげているというような被害妄想も捨て

自分はこれでいいんだという、自分軸

少しづつ持てるように変わりました。


自分の大切な時間の数時間を自分のために使うことは、

わがままな事ではありません。


そのために、人の協力、お金が必要な事もあるでしょう。

それでも、自分の時間を持つことは、自分に必要な事だと

自分を守ってあげましょう。

後ろめたさを感じなくてもいいんです。

勇気をもって、チャレンジしてください。



まず、自分にやさしく、満足させることを意識してみてください。

子どものことよりも、まず自分を満たしてください。



見えてくる世界が変わってきます。













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