コミナスブログ 支援者の心構え

保育は子どもに受け入れてもらえることから始まる

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石鍋てるみです。

東京では、朝から雪が降り出しました。
このあと積もりそうですから
注意したいと思います。


先日、初めて
『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』を
利用してくれた自閉症の男の子。

見学の時にも、初めての場所なのに
自由に探索して嫌がる様子は見られなかったので
大丈夫かなと思ってはいたのですが
やはり受け入れてくれるかちょっと心配でした。

でも、すぐに慣れてくれた様子で
興味のありそうなおもちゃを
セッティングすると遊び始めました。


そのうち、笑顔も見られるようになって
おしゃべりも聞かれるようになりました。

ほっと一安心。

仲良くしてくれてありがと。A君。

知人のお子さんが自閉症だったり、
保育園勤務の時も発達に課題を持つ
お子さんに関わってきました。

人には多かれ少なかれ人間には
個人の特性があります。

それが、日常生活に支障をきたす程度が
どの程度なのかによって
周りのサポートが必要になります。


サポートの不足も過剰も
子どもの発達を育むためには
不適切な関わりになります。

どんなに、その子どもにとって
必要だと思うスキルであっても
子どもとの信頼関係が築けていなければ
受け入れてもらえません。


一時保育では様々な年齢や
特性を持ったお子さんがやってきます。

保育でまず必要なのは
子どもたちに『コミナスキッズ』という場所と
保育者である私を受け入れてもらうことです。

まずその子のリズムに合わせて関わること
ニーズに合わせて関わることで
あとは、子どもがいつこちらを受け入れてく入れるかは
子どもにお任せするしかありません。

こちらから、何かを教えようとか
遊びに誘ってみようとかは二の次。

子どもが心を開いてくれるまでは何もできません。

初日は子どもが自分でやりたいということを
できるように環境を整えるようにしています。


このA君。
お迎えに来たお母さんに、
『麦茶はスプーンで50mlくらい飲みました。
うんちも一回出ています』と
報告すると驚かれていました。

水分補給も拒否して与えるのも大変だし、
排便も自宅以外ではできなかったというのです。

お家に帰ってからも、機嫌が良く
いつもよりお喋りが多いですという
嬉しさを伝えてくれるコメントをいただきました。

A君が少しでもリラックスして
遊んでくれたのかなと思うと
本当に嬉しい言葉でした。

子どもがリラックスして
ありのままの自分を出せるような
場所作りをしたいと思います。

あった瞬間から打ち解けてくれる子もいれば、
数回の利用を重ねないと心を開いてくれない子もいます。

でも、よほどのすれ違いがなく
私の子どもの理解に間違えがなければ
いつかは受け入れてくれます。

自閉症であっても、疾患があっても
子どもはみんな同じ。
心は通じ合えます。

子どもの楽しく過ごせる場所の
一つになれるように日々心がけようと思います。


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