石鍋てるみです。
『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』の
会員様から、ホーローおまるの寄付がありました。
「ホーロー便器なんて、
貰ってはくれませんか?」って
ちょっと、遠慮がちに申し出てくれたお母さん。
もうすぐ小学生になるお子さんが
赤ちゃんのときに使用していたそうで
捨てるに捨てられずにいたようです。
実は、私が昨年知り合った方が、
紙オムツを使用しない子育てを実践され、
今はおむつなし育児の普及活動をしている方で
いつか、興味がある人に
情報提供できたらいいなと考えていたので
ホーロー便器ときいて、すぐに
いただきたいと即答してしまいました。
実際、興味があって実践したくても
自分にできるのか不安だとか、
ちょっと試してみたい人も
いるかもしれませんから、
実物があるとイメージしやすくて
助かる人もいると思います。
育児でも介護でも、
紙オムツは当たり前に使用していて
国産のものは性能もどんどん良くなっています。
外出時にもとても便利で、
保育園でも紙オムツ使用が主流ですよね。
でもデメリットも当然あって
近年使用を問題視する人も増えてきました。
一次的マイクロプラスチックの
マイクロビーズである高分子吸収ポリマーが
使用されているので、
廃棄時の海洋汚染の心配や
焼却にもエネルギーをかなり必要とすることから
地球温暖化への影響 などもあるので
環境意識の高い人では使用を控える人も増えてきました。
そして、身体への影響も心配されています。
経皮毒、環境ホルモンの問題などです。
生理用ナプキンと構造が似ている
紙オムツ。
月に1回生理の時期に使用するだけで
痒みが起きたり、かぶれたり
不快な思いをしている女性もいるのではないでしょうか。
それが、赤ちゃんは毎日
おむつが外れる時期まで
常に使用されているわけですから
何となく、不快な感じは
イメージできるのではないでしょうか?
しかも、大人よりも薄い皮膚ですから
赤ちゃんへの影響はもっと大きいかもしれません。
家庭にいるときだけでも
おむつを外す時間をとってあげるのも
一つの選択肢としていいかもしれません。
排泄のタイミングを意識してみていると
赤ちゃんの仕草だけで
おしっこしたいのかな?
うんち出るかな?って
わかってくるものです。
ホーローおまるをくれたお母さんの
お子さんは、1歳過ぎくらいから
自分でおまるを持ってきて座り
排泄できるようになっていたそうです。
こんなふうになったら
経済的だし、子どもも気持ちいいし
いいことですよね。
絶対に紙オムツを使わないぞって
負担に感じながら
チャレンジすることでもないとは思いますが、
ちょっとでも気になったなら
試しに初めてみてもいいかもしれませんね。
『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』では
このホーローおまるの活用を企画する予定です。
しばらくお持ちください。
また、さまざまな保育用品などの
寄付を募集しています。
詳細はこちらでご確認ください。