シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
朝８時の時点で、環境省熱中症予防情報サイトでは
暑さ指数が危険水準に達しています。
今日も蒸し暑いです。
同じ気温でも、湿度が高いと
息苦しさも感じ過ごしにくいですよね。
マスクなんて苦しくて
していられません。
子どもや高齢者は
そうでなくても換気量が少なくて
呼吸を妨げることは
身体の機能全体の低下を招きます。
人が密集していないところでは
マスクは外してしまい
できるだけ、新鮮な綺麗な空気を
身体に取り入れるように
してあげましょう。
口から取る食べ物の栄養よりも
この呼吸を整えることの方が
重要だと思うくらい、
当たり前に空気を吸えること自体が
本当にありがたいことなんですよね。
呼吸のありがたさをしみじみ感じたのは
あの、福島原発の放射能漏れの事故の時でした。
空気中に放射性物質が含まれていると言われ
窓を閉め、外気を遮断するように
指導があった期間がありました。
目に見えないけれども、
明らかに、地域で放射能を測定すると
高値を示す場所があるので
本当に空気中に放射能が含まれていると
不安を感じながらの生活でした。
思い切り、外の空気を吸うことができない怖さ、
もしかしたら、身体に悪い物質が含まれていても
呼吸しないわけにはいきません。
本当に、外気をフィルタリングして
安心な空気に変えるシステムが
欲しいと思った事故でした。
毎日、安全な空気を吸えるということは
ありがたいことです。
本当は、大きな自然の中で、
綺麗な空気を思い切り毎日吸えるといいのですが
都会では難しいですね、
でも、イメージの中だけでも
大自然の中で深呼吸していると思って
思い切り深呼吸することはできます。
今ある環境の中のベストな方法を探してみましょう。
私たちの身体は、
呼吸をすることでエネルギーを作り出します。
身体の中にしっかりと酸素を送り込むことは
健康維持にとても大事なことになります。
現代は、身体を動かす機会が減っている反面、
神経が緊張状態が続いて、
交感神経優位な生活となっているので
呼吸は、浅くなりがちです。
ゲーム、パソコンなどに集中している人を見ると
前屈みの姿勢で、呼吸をしてるのかどうか
側から見ると分かりにくいくらい
ほとんど、呼吸筋の運動が見られません。
この状態では、健康な身体は作れません。
子どもの様子を時々見て、気がついたら、
深呼吸を促してあげましょう。
深呼吸を繰り返していると、
脳にセロトニンという精神の安定に深く関わる
神経内分泌物質がたくさん出ます。
子どもと一緒に、やることで
親にもリラックスの効果があります。
ぜひ、朝、寝る前など
深呼吸の習慣を取り入れてみましょう。
小さい子はうまくできなくて構いません。
ただ、このリラックス法を
経験しておくことだけでも意味があります。
エアコンの効いた室内では
窓を閉め切りになりがちです。
換気を忘れずに行って、
そのタイミングで、外の空気をいっぱい
深呼吸して取り入れてください。
頭がスッキリして、元気が出てきます。
