シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
き・き・きのこ き・き・きのこ
のこのこのこ 歩いたりしない (^^♪
秋になると、この 『きのこ』のうたを
子どもたちが唄っていたのを思い出します。
『きのこ』の絵を描いてもらうと、
シイタケのような、広げた傘のような
かわいい形を描く子が多いですね。
この『きのこ』とってもパワーのある食材なのを
知っていますか?
いつもは、野菜コーナーに並んでいる
『きのこ』ですが、実際には植物ではなく、
菌類の仲間になります。
植物でも、動物でもない第3の生物と
いわれています。
きのこは、どの種類でも食物繊維を多く含み、
腸内の善玉菌を増やします。
今注目されている、腸活にはもってこいの
食材なのですね。
骨を丈夫にするのに必要な栄養素の
ビタミンDも多く含みます。
子どもには、欠かせない栄養素です。
この栄養素は、いつもの食事では
不足しがちな栄養素です。
たくさん摂取したいですが、太るのも気になる。
そんな時には低カロリーで一杯摂ることができる
『きのこ』が最適です。
ビタミンDは、日光を浴びることで生成されますが、
これから、冬に向かって日照時間も短くなったり
外で過ごす時間も減ってしまうこの時期に
『きのこ』が旬を迎えるというのも
自然はよくできているなーと感心しちゃいます。
その他の栄養成分も、食物繊維、ミネラル、
β-グルカン なども含まれていて、
アンチエイジング効果や免疫機能を調整する働きが
あることでスーパーフードとして
注目されています。
家計にも優しくて、今では季節問わず
安定していつでも手に入るので、
健康維持のために、毎日とってほしい食材です。
でも、うちの子はあまり好きじゃないんです。
味噌汁や今だと鍋物に使うことがあっても、
嫌いな子は手を付けてくれません。
『きのこ』は、味だけでなくて、
食感が苦手という場合が多い食材です。
感覚過敏のある場合、ゴムを噛んでいるようで
吐気がするなどという子もいます。
でも、せっかく良い食材なので、
許せる範囲で摂取できるようにしたいと
思って、調理の時に使えそうな場面で
取り入れるようにしています。
例えば、ハンバーグ・ミートソース・
餃子などのひき肉料理の時に、
エリンギ・ブナピー・えのきなども
細かくして、一緒に入れちゃったり、
カレーなど、味がしっかりしているものに
やはり小さく刻んで混ぜたりしています。
味にくせの少ない『きのこ』からはじめると
気がつかないで食べてくれてます。
きのこたっぷりの炊き込みご飯なんか、
本当においしいんですけどね。
ぜひ、一日に1品くらいはきのこを使った料理を
食卓に出してあげてくださいね。