石鍋てるみです。
昨日の朝は、雨模様で
ものすごく風が強かったです。
それが、昼にかけておさまり
雲の切れ間から
日差しが差し込むと
11月とは思えないくらいの
暑さを感じました。
長袖を着てきた子どもも
汗をかき始め
すぐに、シャツを脱いで
下着一枚になりました。
まだ、少し濡れている
テラスに出ると
「お散歩セット出して〜」って
催促されました。
レジャーシートを出してあげると
1歳と2歳の女の子は
協力してシートを広げます。
さっきまでお部屋で遊んでいた
おままごとのご飯を並べて
「石鍋さん、コーヒー淹れました」って
迎え入れてくれます。
私のコーヒー好きを
わかっているようです。
そのうち、2歳の子が
雲がたくさん流れていくことに
気がついて
「見てて!魔法かけますから」って
空を見上げました。
そして、両手を広げて
なんか言ったかと思うと
踊り始めました。
それを見た1歳の子も
大笑い。
自分も一緒にやれるよっていう感じに
両手をあげて空を見上げます。
魔法で、雲を飛ばしちゃうんだそう。
子どもの発想には
驚かされることばかりです。
そして、雲の切れ間から
綺麗な青空が広がると
「石鍋さん。すごいでしょ!」って
得意顔です。
「本当、すごいね。
こんなにお天気になってびっくりしたよ〜」っていうと
二人とも本当に嬉しそう。
そして、「石鍋さん、嬉しい?」って
聞いてきました。
「うん、嬉しいよ。ありがとね。」
それを聞くと、
「たのしいね〜」って言いながら
テラスを駆け回り始めました。
こんなに小さな子でも
人を喜ばせたいって思うし
喜んでくれると楽しくなるんだね。
人はみんな喜ばせるために
生まれてきたんだと確信します。
空にうかぶ雲の流れを見て感じた心から
こんなふうに、嬉しい、楽しいが生まれて
小さなテラスが幸せいっぱいになりました。