石鍋てるみです。
坂本龍一さん訃報を知りました。
まだ、71歳ということで
本当に残念です。
がんで闘病されていたということは
以前からニュースにもなっていましたから
知ってはいましたが
もっと、たくさんの作品を残せたと思うので、
惜しい人を亡くしたなという
気持ちでいっぱいです。
イエローマジックオーケストラ
YMOの時代も
すごいブームでよく聞いていましたし
戦場のメリークリスマスも
大きな話題になっていました。
懐かしさと一つの時代が終わったような
寂しさを感じてしまいます。
人生の中で、世の中にこれほどの影響力がある人と
私のような一般人では
どんな違いがあるのか時々考えます。
昔は、有名人になる人や
大きな偉業を成し遂げる人に対して
さぞかし幸せだろうなとか
羨ましいなと思ったこともあるのですが
今では、そう思わなくなりました。
人それぞれが自分の人生を進むうちに
その人ができること、やるべきことには
導かれていると思うことが増えてきました。
その人なりの幸せに生きる器というものが
用意されていて、その器を大事に満たし、
感謝できる人が幸せな人生だと
思えるようになりました。
その人が、世の中に発信できることや
周囲に投げかけてきたことが
自分に返ってくるという循環が
いいものであれば、
その人なりの幸せは必ず感じられるように
なっていると思います。
どこかで、投げかけるものが
バランスを崩したものになっていると
それも、戻ってくる。
どこかを犠牲にしてくれば
それを埋めるために何か
試練がやってくるものだとも思います。
大きな偉業を成せば、
それだけのバランスを取るために
何か手放さなくてはいけないものも
大きくなるものかもしれません。
坂本さんにとっては、
それは、健康や、寿命だったのもしれません。
その振り幅の大きさは
その人が乗り越えられる範囲で
人生に仕組まれていて
その人にちょうどいいい
大きさになっていると思っています。
自分には、自分にちょうどいい
人生での使命あるはずです。
無理に背伸びをせずに
自分のできる範囲で
周囲の人が喜んでもらえることを
投げかけていけば
幸せの感情として自分に戻ってくると信じて
私は今日も家族と地域のお母さんの応援を
楽しんでやっていこうと思います。
坂本龍一さんの
ご冥福をお祈りいたします。