石鍋てるみです。
今年は、花粉が多く飛ぶとか
言われていますね。
毎年、花粉症で悩まされている人にとっては
ネガティブな気持ちに
なってしまいそうなニュースです。
早々に、予防のために
耳鼻科でお薬を処方してもらい始める人も
いるかもしれませんね。
ただ自分はまたはうちの子どもは
花粉症だからってそのことを当然だと
受け入れてしまっている人はいませんか?
これは、体質なんだと
諦めてしまっていて、
日常的に治そうと思わなくなってしまって
症状を抑えることにフォーカスしてしまっていませんか?
花粉症は病気ではなくて症状の表れです。
というよりも、身体が自分を守ろうとして
身体にとって毒なものを処理し切れないものが
皮膚や鼻水、咳などという形で
早く外に出してしまおうと頑張っているわけです。
身体が不要なものを処理しやすくしてあげれば
表に出てくる症状は軽減できるはずなのですね。
処理物を少なくしてあげること。
処理能力を高めること。
簡単に言えば大きくこの二つを
生活の中で意識してあげれば
今よりも症状は少なくなるはずです。
処理物を少なくするのは、
多くの人が考えるのが
花粉症であれば
花粉に触れないように避ける方法が
一番でしょう。
マスクをしたり、ゴーグルをしたり
花粉がつきにくい衣服を着たり
室内に持ち込まないようにしたり
外出をコントロールしたり・・・。
物理的に原因を取り除くことをしますよね。
それでも、毎年花粉症になるということは
すでに、身体が悪いものを吸収しやすくなっていたり、
排泄しにくくなっているということを
考えて欲しいと思います。
目に見えない部分ですが
消化、吸収、排泄のシステムが
正常に働いていないために
上手く解毒できなくなっている
可能性があるのです。
何かしらの、今の生活の習慣の中で
そういったことを引き起こしていると
考え直す必要があります。
最近では、腸内環境が悪いことが
あらゆる疾患の原因になっていると
わかってきています。
毎日、快便でしょうか?
時間がかからず、するんと便が出て
拭いてもほとんどうんちがペーパーに
ついてこない。
そして、臭いもほとんどない状態が
良い腸の状態だと評価する目安です。
そうなっていなければ、
今の生活、特に大きく影響するのが
食生活ですから、ぜひ見直してみましょう。
精製された砂糖や添加物の摂りすぎ
野菜不足、加熱された油の摂取など
身体にとってよくないとわかっている
食事をとっていないかどうかから
確認してみましょう。
他人は大丈夫な食事でも
自分にとっては合わないというものもあります。
人それぞれ、身体の能力は違いますから
自分で確認することが一番大事です。
そして、処理能力を高めるには
運動をして血行を良くすること。
こういった、基本的な生活習慣を
手抜きして、症状に対してだけ
治療を施すというのは
本当の治療法ではありません。
特に、皮膚の発疹、炎症などは
目に見えてわかりやすく
頑張れば頑張っただけ反応が得られますから
注意深く食事との関係を観察しながら
取り組んでみると、必ず好転できると思います。
私の知っているケースでは、
なす科の食べ物を避けたり、
精製された砂糖を変えただけで
皮膚炎が治ったという子どもがいます。
ひどいアトピー性皮膚炎だったのに
きれいになっています。
その人によって、食べ物の影響には
違いがあるとは思いますが
とにかく、悪いものを取り入れない、
減らすことは大事だと思います。
そして、身体が解毒に余裕ができてくると
各臓器も本来の働きを取り戻して
余裕ができてきますから
少しくらい余分に悪いものが入ってきても
対応できるようになります。
今年も花粉症になると
決めつけてしまうのか
今年はならないように
生活を見直そうとするのかで
将来の健康度は全く変わってきます。
身近な困っている症状を
一つでも改善できるように
意識してみて欲しいと思います。