シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
台風14号の影響で、
強風が続いています。
今は、雨はさほど降っていませんが、
九州では停電になっていたり、
各地で負傷者や死者も報告が
聞かれています。
自然災害については、警報があっても
完全に被害を食い止めることができず
人間も自然の中で生かされている立場だと
認識します。
気圧の変動で、
体がむくみがちになったり、
だるさを感じたり、頭痛や
肌の調子が悪くなったりと
体の不調を感じている人もいると思います。
やる気が起きなかったり、
イライラしたり、鬱っぽくなったりと
精神的にも不安定になる人もいます。
こんな、気圧変化が大きい時期でも
特に目立った変化がなく
同じように生活している人がいます。
その人は影響を受けながらも
うまくバランスをとれている人です。
自分の身体の声をよく聞いている人は
不調に早く気がつきますし、
過去の経験から、自分に合った対策を
たくさん備えています。
先日も、車に長時間乗らなくてはいけない人が、
いつもなら、乗り物酔いをしないけれど、
台風が来ているから、こんな時は酔い止め飲まないと
車酔いするんだよって言って
飲んでいる知人がいました。
低気圧の日は
気持ちが落ち込んじゃうから、
面白い映画を見ることにしているという人もいました。
多少、思い込みもあるんじゃないの？って
思う行動もあるのですが、
それでも自然な身体の不調を受け入れるだけでなく、
自分なりの対策で先手を打つということは
とてもいいことだと思いました。
子どもの身体の変化には
親の観察の目が必要です。
体調が悪さに気づいた時にも、
その原因を考えてみると
いくつか同じような原因が見つかることが
あります。
不調があることを、いつものことだからと
受け流してばかりではいけません。
治すべき習慣があることが
ほとんどの原因です。
この意識を持つことが
健康管理にはとても重要です。
台風による気圧低下という変化を
コントロールできる力が不足している
身体になっているということですから、
今までの生活習慣の何かがよくないと考えてください。
少しでも今よりエネルギーのある
身体作りをする必要があると反省し、
習慣を見直しましょう。
そこに、先手を打つことで余計な苦痛を
味合わせなくて済むようになります。
そうすると、元気な自分というのが
自己イメージになりますから、
その状態が自分なので、いつもその状態を
維持しようとするようになります。
年を重ね、自分で健康管理をする時期になって
健康でいる元気な自分をイメージできるか
不健康なイメージを持っているかどうかは、
自己肯定感の土台でもありますし、
その後の健康度、健康意識に
大きな影響を与えます。
子どもの不調を見逃さないで、
不調を起こさない方法を一緒に見つけて
早めの対策をするということを
心がけてみてください。
もちろん、親が自分の健康意識を
高く持っていないとそれはできませんから
自分の健康管理は一番気をつけてくださいね。
