シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
世界保健機関（WHO）は6月23日、
「サル痘」について専門家による
緊急委員会を開きました。
今月24日に世界での感染が確認された人は
3200人を超えました。
今週はシンガポールや韓国などの
アジアでも陽性者が報告されてますから
現在は日本国内では確認されていませんが、
今後入ってくるおそれはあります。
現在のサル痘の広がり方は異常で、
一例目が確認されてから、
約１か月間の感染者の増え方は
新型コロナワクチンの三倍の早さで
広がっているといわれています。
今回の会議では、
これ以上広がらないように
緊急に世界各国が取り組む必要性が
強調されましたが
現時点では感染者が比較的限られることや、
重症化する人がほとんどいないことから、
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を
宣言するにはまだ至らないという結論が
出されています。
新型コロナウイルスを経験した直後で、
あの時も対応が遅れたことが
パンデミックを引き起こした要因だとも
感じているので、
本当にこの対応で大丈夫なのかと
不安になるところです。
感染経路は、濃厚接触感染と
いわれてましたが
飛沫感染のような症例も報告されているので
注意が必要です。
個人的には、第二のパンデミックに
つながる恐れを感じているので、
免疫力の低い方、持病がある方
高齢者、子どもはまだまだ感染対策には
気を緩めないほうがいいと思っています。
人混みへ行くことを控えたり
うがい、手洗いをすることはもちろん、
とにかく、免疫力を下げない生活を
心がけることが重要です。
この暑さで、食欲を無くしてしまったり
喉越しのいいものばかり
食べてしまったり、
熟睡できない夜もあるかもしれません。
暑さに負けずに、身体を動かして、
夜はゆっくり休んでという、
身体のリズムを整えることは
体内の修復を促進します。
早寝、早起き、適度な運動、
栄養をバランスよく摂るといったことを
当たり前に繰り返すことが
健康維持につながります。
シンプルなことですが、継続するのは
大変なものです。
でも、意識していれば、行動は変わります。
できることから、始めていきましょう。
