コミナスブログ 日常からの気づき

わからないのは当たり前

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


先日、知人に赤ちゃんが産まれました。

新しい命に触れると

言葉にならないくらいの癒しを感じます。



まだ、誰にも、何も教えられる機会もないはずなのに、

産まれたばかりの赤ちゃんには、

個性がすでにあって、

よく眠る子・眠りの浅い子

静かな子・大泣きする子

本当にいろんな子がいるから不思議です。



昔、初めて赤ちゃんを産んだ時の私は、

赤ちゃんは、抱っこされると安心するものと

思っていました。



けれども、そのあと、

自分の子どもだけでなく、

たくさんの赤ちゃんと接する中で、

抱かれたり、触られることが嫌いな子も

いることを知りました。



触覚が過敏な子どもです。

抱っこすると、身体をのけぞらせて

嫌がるそぶりをします。




中には、そっと触られるのは苦手だけれど、

ぎゅっと強く持たれる方を好む子もいます。



初めて、出産し、赤ちゃんと接する時、

赤ちゃんはお母さんに抱かれれば

安心するはず、抱っこが好きなはず。

などといった、思いこみがあると思います。


ですから、

実際、その思い通りにならず、

抱っこを嫌がられて泣かれてしまったり、

拒否されるようなそぶりを見せられると、

ショックを受けてしまいます。



その原因を、母親である自分が嫌われている、

赤ちゃんを泣き止ますことができないのは、

自分のやり方がいけないからだなどと、

自分を責めてしまい、

不安になったり、

自信を無くしたりしがちです。



赤ちゃんに対しての

勝手な思い込みが、

本当の赤ちゃんの姿を見ることができなくなってしまうのです。



本当の理由は、

赤ちゃんの感じ方の違いであったり、

個性によるものだったり

その時の体調だったりすることもあるのです。



お母さんだからといって、

あかちゃんと一心同体、

何でもわかってしまうなんてことはありません。

お母さんから生まれた赤ちゃんは、

すでに、別々の嗜好や、感情を持っています。

お互い、理解しあえないのが当たり前だと分かっておくことが

育児にはまず大切だと思うのです。



どうしてほしいのかな?

どうしたら、過ごしやすくなるのかな?

などと、わからないから、いろいろと

手探りで探し当てていくのが

子育てのはじまりです。


乳児の子育て期間は、

言葉を使わないコミュニケーションを

お互いに練習する大事な期間です。



そこには、マニュアルはありません。

わからないもの同士の、わかろうとする気持ちが必要です。

赤ちゃんに、心が通じたと感じた時

自分の心が、きゅっとなる感覚があります。

嬉しさだけでない、幸せな感じです。💖

こんな感じ、あなたにも

経験がありますよね。



乳児期の赤ちゃんの欲求は

食欲・休息・安楽・排泄などに伴う

数少ないものです。

この欲求を満たしてあげようとすることの

繰り返しの中で、

赤ちゃんに安心感・信頼が生まれます。💕


そのような日常の繰り返しの中で、

少しずつ作り上げていくのが

絆なんでしょうね。😊



この期間をしっかりと赤ちゃんに関わることで

育児の土台を作られていくと考えられています。


親子であっても、他人。

一番近い人間関係のはじまりです。



日常の小さな信頼関係の積み重ねで

良い関係がつくられていくのです。



そう思ったら、

子どもに対して、

謙虚に接することができると思います。


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