コミナスブログ 支援者の心構え

親子関係で練習する

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


あなたは、子どもにイライラすることが多くて、

親子の相性が悪いのかと感じたことはありませんか。



子どもを大切にしたいのにうまくいかなくて

自分を責める方もいるかもしれません。

子どもに対し「相性が悪い」と感じる場合、

そこにはネガティブな気持ちがあるのではないでしょうか。



 
自分は絶対しないことをする子

自分が当たり前だと思っていることをしない子


 
そんな子に対して、

「理解できない」「どうして?」という思いとともに、

イライラ、怒りや不安などのネガティブな感情が

出てくることはよくあると思います。



 

これが、職場の人間関係や、ママ友との間であれば、

スルーしたり、距離を置くなどして避けることで

対応する場合が多いかもしれません。



でも、自分の子どもの場合は、

自分の一部のように感じてしまい

見逃して過ごすこともできずに、

子どもの性質や行動を、変えようとするかもしれません。


自分に近い人との関係ほど、この気持ちは強くなります。




私も、5人子どもがいますが、

行動のテンポが合わなくて、イライラしたり、

選択が自分の思いと違うと、不安を感じてしまったりということが

多い子と少ない子がいました。



多い子に対しては、やはり育児が難しいと感じやすかったですし、

子どものダメなところばかり目について、

それを改善できない親としての自信も無くしがちでした。




でも、何とかそんな子でも、お互いに嫌悪感を持つことなく

過ごせるようになっています。


 
私が子どもとの相性に不安を感じたとき

実践して効果的だった方法をご紹介します。



子どもと相性が合わないと感じるのは、

自分と違う行動や意見がその子との関係性で多いからだと思います。



そんなとき自分を正当化するために、

子どもの方が、間違っている、悪いと思ってしまいがちです。




これは自分の視点だけで子どもを見て、

子どもを否定していることになります。

逆の立場から見てみれば、自分を否定してくる相手に対しては、

否定的な感情を持ちやすくなりますよね。

親が子どもの性格や性質に対し

イライラするなどネガティブに感じていると、

子どもは親に否定されていると感じて、

自分の性格や性質を受け入れられなくなり、

自分はダメな人間なんだと思い込んでいく可能性が大きいです。



そうやって育てられた子どもは、どこか自分に自信がなかったり、

情緒が不安定になったり、人生をあきらめがちになったりします。



そうなってほしくないから・・・

今日のアドバイス

子どもにイライラした時は、自分の成長のチャンスだと思いこむ



あなたは、どんなところが子どもと合わないと感じ、

イライラしてしまうか把握していますか。



相性が悪いと感じる子どもの性格・性質は、

実は自分の中にもあるといわれます。

そういう性格・性質を持っている自分が嫌なので、

それ出さないように頑張っている。



それなのに、自分が嫌だと思う性格や性質を

目の前の子どもに見出すと、

出さないように頑張っている自分を否定されているようで、

嫌悪感を感じてネガティブな感情が出てくる。



心の中にこんなことが起こっているかもしれません。


私は、自分の心の問題まで深く掘り下げることは難しそうで、

時間もかかりそうだったのでしませんでした。

とにかく、イライラを感じる状況を、

受け入れてしまうことを意識しました。



人は親子で会っても他人。自分と違うのは当たり前だ

思い込むようにしました。

自分の考えが必ずよいともいえないし、悪いとも言えないように、

子どもの考えにも、良し悪しはないと考えるようにしました。

『こんな風に考える人もいるんだ』と、少し離れて見ることで、

色んな見方があることを学べたり、新しい視点を取り入れられたり、

刺激になるなと、思うようにしました。


これを知っていくことが、自分を成長させているんだと

思うことにしたのです。



そうすると、子どもの行動や考えを『それもいいんじゃないのっ』て

ポジティブに認められるようになって、楽しめるようになりました。



時には、葛藤が起きてやはり、見ていられないということもおきますが、

ここは、修行だと思って、ただ受け入れることを頑張ります。

子どもを受け入れようとしても、なかなか難しかったり、

どうしてもカッとなってしまうことはあるでしょう。

(まだ、自分が未熟な面があるから。でも成長中だから仕方ない)



そんなときは、その場から逃げました。(^▽^)/




少し離れて気持ちを落ち着かせているうちに、

状況が変わってきたりしますから、

一つの方法として、逃げることをおすすめします。



少しづつ意識して乗り越えることで、自分の中の固定観念が減って、

自分も楽になっていきました。

育児は育自



こんなことばが、よく浮かんだものです。


子どもとの違いに歩み寄っていくのは、

親の方からしかできません。

自分との違いをただ「相性が悪い」として反発するだけでは勿体ない。



自分が人間として器を大きくする機会を逃さないでください。

違いを積極的に楽しむように変わっていくと、

子どもはありのままの自分を受け入れ始め、子どもの自己肯定感は上がり、

信頼感を持って人生を歩むことができるようになっていきます。



「相手との違いを認めて楽しむ」

多様性を認め合う社会をつくる第一歩だと思います。

SDGsの目標達成にも大きく関わる考え方ではないでしょうか。



子どもの最初の小さな社会、親子関係で、

違いを認め合うことが、理想の社会の実現の第一歩だと思います。


まず、家庭の中で取り組んでみてはいかがでしょうか。






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