コミナスブログ 人生について考える

子どもに関わりたい理由

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

子どもが近所を歩けば
いろんな人が声をかけてくれる地域。

学校への登下校でも、
すれ違う地域の人が、
『〇〇ちゃん、いってらっしゃい』
『楽しかったかい?』

そんなふうに、みんなが見守ってくれている
地域社会ができたら、
子どもたちは、本当に安心した気持ちで
生活できると思っています。

親だけでなく、
多くの人が自分という存在を
大切にしてくれているという感覚は、
自分を大事にできる感覚を
育むことになると信じています。

自分のことを、気にかけてくれる人
受け入れてくれる人がいれば
誰かに協力したいという気持ちが
自然と芽生えてくるでしょう。

そのように育った子どもたちが
近所の困っている人を見かけたら
自然と手を貸すことが
できるようになるでしょう。

誰かに見られているから、
褒められるからではなくて、
自分がそうしたいからやるという
自発的な行動ができるようになるでしょう。

そんな、地域になってほしいなと
夢見ています。


人は自分に対する愛情が一杯になって
溢れてくる時、
誰かのために協力したいと思うもの。

人の心の成長は、
まず自分が満たされてから始まるものです。

良い行いを促し、行動できたとしても
その子の心が満たされていなければ
協力したいという気持ちからは程遠い
やらされているという犠牲感で
行うことになります。

褒めてくれるからやるという
承認欲求のためにやるようにもなります。

積み重なれば、
なんで自分がやらなくちゃいけないのか
誰も、認めてくれなければ、
やっても意味がないという気持ちを持つ
人間に成長していくでしょう。

乳幼児は、無条件にただ多くの人に
気にかけられ、大事にされやすい存在です。

ただただ、小さくてか弱くて、
かわいい姿。

素のままに表現する感情。

気持ちがいい時に見せる笑顔。
不快な時に、思い切り泣く姿。

言葉は持たないことで、
周囲の人の想像力を掻き立てます。



他の生き物とは違って、
必ず、人の手を借りないと
生きていけないように
未熟な状態が、数年間も続きます。

私は、この期間は
人間社会で生きていくための
準備期間だと思っています。

この期間に、どれだけの多くの人に
自分という存在を知ってもらい
大切に扱ってもらうことができるかを
経験するために、
未熟なままでいるんじゃないかなとさえ
思えます。

どんなに、何もできなくても
それを受け入れてもらえる経験
助けてもらえる経験が許される期間です。

この経験の積み重ねが、
自分がこの世に歓迎されている存在だと
認識されることになって
その後の人生に影響すると考えています。

大人になったあなたは
こんな経験がありませんでしたか?

子どもの世界から、ある時
パッと現実に気がついた瞬間です。

はっきりしなくても、
大人の話に矛盾を感じたり
自分はこう思うけど・・・という
自分を強く意識した時です。

あの頃までに、
自分は多くの人に大事にされている
人間はどんな人も自分の味方だという
安心感が持てているかどうかで
その先、自分で生きていけるという
自信が変わっていくと思います。

人の社会の中に、居場所を感じられるか。

人の社会の一員として、協力したいと思えるか。

それが、子どもの人生を幸せにつながる
根っこだと考えています。

だから、私は子どもに関わりたいし
子どもがたくさんの人と
接する機会を作っていきたいと
思っています。


親御さんにも、社会を怖がらずに、
どんどん心を開放し、
人と触れ合ってほしいと思います。

人とのつながりが、
子どもの大事な資産になります。









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