シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
子どもの食事を考えるとき
あなたはどのように献立を
作っていますか?
特に離乳食を経過しますから、
形や味付け食材などが
大人と違うことから、
しばらくの間は子どものものと
別に用意する時期があると思います。
そんなことから
大人の食事と別に考えがちです。
私は生活習慣病予防の食事など
仕事上指導してきた立場としてよく思うのが、
離乳食の指導と似ていているなということでした。
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身体にとって優しくて自然な食品や
摂取しない方が良い食品
摂取に注意が必要な食品など
離乳食を学ぶとよく理解できます。
例えば味付けの濃いものや
動物性のタンパク質などは
消化吸収に負担が大きくなるとか、
素材を大事にした、
あまり高温で調理しない方法を取るなど
大人の食事指導にも通じるものがあるわけです。
大人にとっては物足りなく感じるかもしれませんが、
本来、こういった食事が身体には良いのです。
完了食になって、もう何でも食べられるとなっても
刺激のあるものは控えるはずです。
それはなぜ?
そう、子どもの身体に悪そうだからではないですか?
それは、大人にも悪いものです。
塩辛いもの、辛いものなどは、
身体に刺激が強すぎるし
それを無毒化、排泄するために
臓器が負担を強いられる食べ物です。
大人になるにつれて、
美味しいから、胃腸の調子が大丈夫だから、
特に異常がないからと
いろんな食材を思うままに食べてしまいます。
でも、身体の各臓器は悪いものを排泄するために
休まず頑張って働いています。
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人工甘味料、添加物、残留農薬、
人工的に作られたタンパク質や薬剤
刺激物などを排泄するために、
本来の働き以上に臓器の負担は増えています。
高血圧や糖尿病といった生活習慣病は、
臓器の機能不全です。
現代は生活習慣病になってしまう子どももいます。
人生100年時代といわれていますが
この身体の臓器を100年間大事に使えることが
一生の健康維持に欠かせません。
全ての身体のパーツには
無駄なものは一つもなくて、
すべてが連携し合って、健康を維持しようと
働いています。
全部が調子良く働いていることが重要です。
特に沈黙の臓器といわれている腎臓や
肝臓、脾臓などは、胃腸などと違って
調子が悪いと気付きにくい臓器ほど、
身体の要になっています。
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何も感じさせずに働いていてくれることを
当たり前だと思わずに、
可能な限り負担をかけずに
大事に扱っていくことで、
良い状態で長持ちしてくれると思います。
なるべく、臓器に負担をかけない食事をとって
本来の消化吸収に力を発揮できるように
意識していきましょう。
育児で、せっかく離乳食について
学ぶのですから、これを機会に日々の食事を
見直してみてください。
大人になっても、
離乳食で注意を受けた内容を意識すると
今より身体に優しい食事に
変えていけると思います。
それが、身体にとって
良い食事を知るきっかけになって
ますます、健康に近づくことができます。
子どもの食事に大人が合わせるだけで、
大人は健康になっていけると思います。