石鍋てるみです。
昨日は、包括支援センターの方が主催の
地域のネットワーク連絡会に参加しました。
そこで、講師を依頼され、
15分くらいのお話をさせていただく機会を
いただきました。
講師といっても、
コミュニティナースとしての現在の活動内容を
紹介するというもので、
私が昨年から約1年間で行ってきた
活動のご紹介をさせていただいただけなのですが
初めて、40名弱の人の前で話すという
貴重な経験をしました。
今回は、『高齢者の暮らしを支えるしくみと活躍の場』
というテーマ、
〜介護保険外の仕組み。通いの場を知ろう〜という
サブテーマで話し合いを持ちました。
私は、保険外看護サービスの事例紹介と
現在のコミナスキッズの子ども保護者と
高齢者の関わりをご紹介し
今後の高齢者の暮らしに地域貢献の場を
作れる可能性について提案しました。
地域の民生委員、町会長、社会福祉協議会
警察、福祉施設などの方々が
様々な意見を交換し合う場になっていました。
地域でいろんな活動をしている方の
抱えている課題を
伺うことができました。
どの立場からの意見でも
高齢者が自由に集まり
仲間と語り合う場所がないという
お話が出ていました。
元気なお年寄りが行く場所がない。
私も、地域の高齢者と関わって
それは感じるところでした。
確かに、老人館のような場所は
あるのですが、
自由に出入りできるというより
細かいルールもありますし、
サークルが利用していると
使えなかったりしてちょっと自由とは違うかも?
また、そこは、
ある年齢以上の人しか入れないので
他世代との交流が持てないのが残念です。
もっと自然な形で自己責任のもとで
自由に遊べる空間があると
生活が今よりも楽しくなるのではないかなと思います。
祖母を見ていても
区画整理で、昔近所だった人が
どこに行ってしまったのか
わからなくなってしまったりして
ちょっと近所で話し相手がいるという
状況が失われてしまいました。
新しい人間関係をつくるにも
出会いの場所がありません。
デイケアに通えるようになって
週に二日午前中だけは
利用者の方たちと
会話はできますが
それだけではやはり刺激が少ない毎日です。
少しでも、地域の人たちが
自然な形で交流できるような
仕組みを作っていければいいなと感じました。
今回の集まりに参加して
私も新たな課題も見えてきましたし
地域の人に自分を知ってもらうこともできました。
講師なんてとんでもないって
断ることもできたでしょうが
頑張ってチャレンジしてみて
良かったと思います。
誰かに声をかけていただいたチャンスは
ありがたく思ってその都度できる限り
チャレンジしていこうと思います。