コミナスブログ 子どもの病気

症状を悪者扱いしないでね

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


今の時期、子どもに風邪症状が出はじめると
ちょっと心配になりますよね。

鼻水や咳が出はじめると
早めに対応した方がよいだろうと
とりあえず、早めに病院へ行っておこうと
考えてしまいます。

そこで、お薬をもらうと
何だか安心します。

コマーシャルでも、
【罹ったかなと思ったら早めの〇〇〇〇】
なんて言ってますから、
つい、そんな風に思い込んでいるかもしれません。


ただ、残念ですが、
これは、よくない対処法です。



残念ながら、そのお薬が効いたから
風邪が治ったわけではないのです。

風邪の原因は、ウイルスによるもの。
は細菌ではないので、薬はウイルスには効きません。

一般的な風邪薬といわれるものは、
風邪のつらい症状を和らげるためのもので、
原因のウイルスをやっつける薬ではないのです。


病院へ行っても行かなくても
風邪はウイルスによって病状の経過は
決まっていて、時期が来れば治っていきます。

高い熱が出て、解熱と共に細かい発疹が出る
突発性発疹。

のどに酷い痛みが出て高熱を出す
ヘルパンギーナ。

他の感染症も一定に経過を経れば
治っていきます。

薬を飲んだからといって、
時期が来ないと治らないのは
普通の風邪も同じです。

乳幼児の身体は、免疫獲得の大事な時期です。

自然の中でたくさんのウイルスの洗礼を受け
そのたびに身体に免役獲得していきます。

自然界で健康に生きていくために
身体は必要な経験をしているんですね。

熱を出すのも、身体がウイルスと戦うために
熱が必要だから、身体を熱くしているわけで、
消して、自分の身体を痛めつけようと
しているのではありません。

症状は、身体を防御している証拠のようなものです。
ですから、悪者扱いせずに、
しっかりと、その症状を表出させることも
大事です。

鼻水がたくさん出ているなら、
鼻水を止めることが大事なのではありません。

いつまでも、鼻の中にたまらないように
こまめに鼻かみをしたり、吸い取ったり
水分補給をして、どんどん身体の外に
出しやすくすることが大事になります。


熱が出て暑い時は、掛布団を薄くする。
水分補給するなど、
少しでも、気持ちがいい環境を
整える方が大事です。

身体がしっかりウイルスと戦ってるなと思えば、
急な高熱でも、慌てることはなくなります。

寒い中、病院に駆け込むことも無くなりますし、
コロナ感染を気にしながら
病院で待つということも避けることができます。

病気の症状は悪者ではなく、
身体のお助け隊です。

上手にケアして、
自然治癒力を信じましょう。

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