コミナスブログ 子どもの健康管理

虫歯は感染症です

投稿日:


シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


今夜は満月、そして、月食が見られますね。

ほぼ、皆既月食に近い様子が、

月がのぼり始める前から始まっていきます。


天気も良さそうなので、

ゆっくり天体ショーを観察しようかなと

考えています。

昨日は、子どもの歯科の定期検診でした。

赤ちゃんの頃から通っている

ちょっと自宅から遠い歯医者なので、

中学生になった今でも

年に3回くらい検診に一緒に行っています。


虫歯はないのですが、どうしても、

磨き残しを作ってしまうところがあって、

歯磨きは毎回指導を受けています。


年に3回でも、ツルツルに磨いてくれるので

気持ちがいいのと、確認してもらっている

安心があります。


虫歯ができる原因として、

お砂糖を思い浮かべてしまうでしょうが、

それだけでは虫歯は作られません。

虫歯が作られるには、「糖質」「歯の質」

「細菌(ミュータンス菌)」の3つの要素があります。


この3つの要素が重なった時、

歯は虫歯になる条件にさらされて、

その時間が長いほど虫歯へと

進行していきます。

菌の名前はミュータンス菌です。

食べ物に含まれている糖質(特に砂糖)は、

ミュータンス菌が酸を作る材料に使われます。

これが歯垢(プラーク)となって

歯の表面に付着し、

糖質から酸を作り出します。

そして、歯を溶かしてしまうのですね。


赤ちゃんは虫歯菌を持っていません。

今は常識にもなっていると思いますが

実は虫歯は菌による感染症のひとつです。


身近な大人から子どもに感染することがわかっています。

虫歯菌が最もうつりやすいのは、

1歳半~2歳7ヶ月くらいと言われています


ちょうど子供の歯が生えそろう頃ですね。


この時期に虫歯菌がうつらなければ、

その後も虫歯になりにくいとされています。

一生の虫歯リスクが2歳半くらいまでに

決まってしまうのです。


虫歯菌は生活の中でいずれは

感染してしまうものですが、

感染時期が遅いほど、

虫歯菌が占領できる菌のバランスは

減っていきます。


できるだけ、感染を遅らせることが大事です。


生え始めの乳歯はやわらかく

虫歯にもなりやすいです。


2歳半までは特に感染予防をして、

それ以降も乳幼児期の歯は、

絶対に虫歯にしないと

親が意識を持つことが重要です。


乳歯は生え変わるからといって

治療を先延ばししたり、

抜けるまで放置するケースもみられます。


乳歯が虫歯になるということは

菌が感染した状態です。

永久歯も虫歯になりやすくなるため

一生の歯の管理は難しくなります。



子どもがそうならないように

2歳半までの感染対策としては、

周囲の大人が気をつけるしかありません。


大人が口をつけた食べ物をあげたり、

食具を共有したり、

赤ちゃんの口にキスをするといった行動は

感染の機会になりますから、

やめましょう。


ついかわいくてやってしまいがちな

行動ですから意識することが必要です。


特に、両親からの感染が多いので、

両親が虫歯を持っている場合は

特に注意しましょう。


子どもへの感染リスクを減らすためにも、

大人も歯や歯茎の健康管理には

注意することが大事です。


家族全員が、歯の健康を維持することが

子どもの歯を守ることに繋がります。


定期検診は、すすんで受けるように

しましょう。

石鍋てるみオフィシャルサイトでは、LINE公式アカウントを開設しております。

子育てに関する情報や、イベント開催情報をあなたにいち早くお知らせします。

もしも、あなたが・・

  • 育児が辛く感じる。
  • 言うことをきいてくれなくて、育児に自信が持てない。
  • うちの子は、普通じゃないかもと心配になる。
  • うちの子は、ほかの子よりもダメなんじゃないかと焦ってしまう。
  • すぐに、暴力をふるってしまい悩んでいる。
  • 落ち着きがなく、じっとしていられない。
  • 子育てについて、他人の意見や評価が気になる。

こんな心配をされているのなら、一人で抱え込まないで、気楽に下の『友だち追加』をクリックしてください。

友だち追加

Facebook:@ishinabeterumi

-コミナスブログ, 子どもの健康管理

Copyright© 石鍋てるみ オフィシャルサイト , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.