シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
3時頃に東京ではまた地震がありましたね。
震度2くらいでしたが、寝ていたので、大きく感じました。
そんな時に限って、着替えを近くに置いていない。
先月の大きな地震の後には、しばらく気をつけていたのに、もしこれが大地震だったら何も準備できてないと反省しました。
今日は、ちゃんとセットして寝ようと思います。
人間は、自分だけは災難から逃れ、大丈夫なんじゃないかと感じてしまう生き物だと教えていただいたことがあります。
この機能は、不安や恐怖を遠ざけて、日常を安心感の中で過ごすためには必要なものでもあります。
いつも、心配して交通事故に遭うかも、地震で家がつぶされ死んじゃうかもなんて、いつも心配していたら生活できません。
それでも、そんな人間の傾向を知りながら、あえて、万が一の準備を意識しておくようにしないといけないと思っています。
私は、ほっておくと楽観的に考えがちで、『その時になればなんとかなるでしょ』って物事を考えがちな癖があります。
それをわかっているので、時々最悪な状況が起きた時をあえて想像して、準備品を見直す時間をとることにしています。
物事をネガティブに考える時間をつくることで、完璧ではないと思うのですが、自分なりに不安に対して納得がいく準備をしています。
気候も変わり、だんだんと、寒くなってくるので、避難用のバックには防寒対策グッズを多めにしておくとか、着替えも重ね着できるものを追加しておくとか、食料、水、トイレ、バッテリーなど確認しておいて、あとは身を任せるしかないというくらいのバランスが、自分にあっているようです。
そんなことぐらいじゃ、心配だよ。足りないよ。という人もいます。
その人によって、どこまで何を準備したら安心なのかという感覚は違いますよね。
それこそ、家中を防災対策に作り替えたという人もいたり、常に簡単な防災グッズを持ち歩いている人もいます。
あまりにも、執着しすぎて日常がその事ばかりというようになってしまうのは、私の感覚ではこだわりすぎかなと感じてしまいます。
でも、人それぞれですよね。
家もパートナーの方が心配性で、結構いろんな防災グッズをそろえてきます。
でも、整理されてないので必要な時に出てこないということもあったりして、どこか片手落ちですが・・・。
それでも、自分の防災対策に納得し責任を持つことができれば、個人の納得の度合いが違っていても、不足は補いあって、家族みんなが納得する防災対策ができあがっていくと思います。
子どもが小さいうちは、責任は親にあります。
でも、子どもなりの納得もあるかもしれません。子どもの気持ちになって、準備することも大事ですね。
大きな災害はいつかは必ず来るでしょう。
私は、その時が来ても大丈夫だろうって、楽観的に考えがちな癖を持っていることを自覚しています。
だから、時々ネガティブな時間をもって、不安感を使って準備します。
ネガティブな思考も、こんな時には重要ですよね。
寒い夜に、子どもを連れて避難することになったらどうしますか?
数日間、電気がなくなったらどうしますか?
本格的な冬に入る前に、自分たちなりの防災対策を見直してみましょう。