シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
通常だと、10月の第2月曜日は、
スポーツの日で連休のはずですけれど、
今年は、オリンピックに開会式日に移行されたので、
平日ということになりますね。
一昨日まで、すっかり忘れていました。
子どもの前期が終了して、
後期の始業式は?って行事予定表を確認して、
気がつきました。
7月に休んでいたことなんて、
忘れてしまっていて、
何だか、損した気分になってしまいました。
修正していないカレンダーを使っているので、
家族にうっかりさんがいないかどうか、
確認しておかなくては。
今日は10月10日です。
10 という数字を縦にすると、
眉毛と目に見えることから
『目の愛護デー』にもなっています。
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保育園では、子どもたちに
目を大切にしよう!というテーマで
保健指導をしていました。
その話の後に、年少さん移行は
視力検査を行っていました。
3歳児健診で、一度視力の確認は
保健所で行われるのですが、
そこで、異常なしといわれていても、
こうやって、視力のスクリーニング検査をすると、
時々、弱視などの子を発見することがありました。
視機能のうち、
両目でものを見て遠近感を把握する能力(両眼視)は
生後3~4か月から発達しはじめ
3歳終わり頃までに完成すると言われています。
もう一つ、ものを立体的に把握する能力(立体視)は
生後4~6か月で急速に発達し、
その後1歳半までに両眼視ができないと
発達しないと言われています。
視力検査は、3歳児健診以降は、
就学時健診で行うまで、
検査を受ける機会がありません。
傍から見ていると、良く見えているように感じても、
片方の良く見える目を使って過ごせていて、
もう一方の視機能の発達が止まってしまっている
場合があります。
これを「不同視弱視」と言いますが、
弱視の子どもの、見過ごしになりやすいケースです。
子どもの弱視の多くは3歳ごろから治療を始めれば
小学校入学までに視力が改善しますが、
8歳以降になると思うような効果が得られず、
一生弱視となってしまう場合が多くなります。
弱視というのは
「めがねやコンタクトをしても視力が1.0に満たない状態」を
言います。
子どもの視力は、ピントの合った映像が脳に送られ、
脳の細胞を刺激することで発達します。
はっきりと両眼で捉えた映像を、
しっかり脳に送られる状況が、視機能の発達には重要です。
就学前に、正しい診断の下で、
視力矯正を受けることで、改善することができます。
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顔を傾けて、ものを見たり、
目を細める、斜めから見るなど
気がかりなことがあればもちろんですが、
念のため、4歳前後で、一度、
眼科受診して視力に異常がないかどうか
確認しておくと安心だと思います。
小学生になってから気がついて、
手遅れとなってしまわないように、
異常の早期発見の目的で、
受診することをおすすめします。
一生使う大事な目です。
時々、注意して物の見方や、
目の使用状態を確認してあげましょう。