シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
台風一過で、今朝は青空が広がって、
気持ちがいいです。
テラスに、たくさん落ち葉が広がっていたので、
掃除を始めたら、いろんなところが目について、
気がつくと、30分くらい掃除してしまいました。
おかげで、すっきりきれいになって、
ここも気持ちよくなりました。
いつもは、見過ごしてしまうところでも、
気にすることで、
どんどん汚いところが目に入ってきますよね。
見ようとすると、見えてしまう。
人間の脳って不思議です。
同じ、ものを見ていても、
気の持ちようで目に入るものが変わるのですね。
この習性を使って、子育てにも
活かすことができます。
人は、本能的に危険なものや、
仲間から外れないようにするというような
能力が働きやすいので、人と違うところや、
違和感を見つけるという方向に
意識が向きやすいようです。
簡単に言うと、自分に都合の悪いことに
目が向きやすいのですね。
だから、子育てしていても、
子どもが、危険な目に合いそうなことや、
集団から外れるようなこと、
親の都合の悪いことに、目が向きがちです。
一度気になると、いつもその部分が
見えてしまうようになってしまいます。
自分にとって悪いところを見続けることは、
精神的にネガティブな感情を持たせます。
毎日、嫌なものを見て過ごしたくないですよね。
ですから、意識を逆に使って、
いいところを見ようと気持ちを切り替える方法が
有効です。
いいところに意識を向けるのです。
すると、今度は、その部分が
見えてくるようになります。
でも、注意しないと本能に負けてしまいますから、
はじめは意識して見ようとしないと
身につきません。
はじめは、なかなか見えてこないと思っても、
練習することで、見えるようになってきますから、
ここは、人によっては努力が必要かもしれません。
子どものいいとこ探しができるようになると、
気持ちが楽になります。
人の脳の習性を上手く使って、
楽しく子どもと付き合いましょう。
その方が、毎日楽しくなります。
同じ時間を過ごすなら、
お互いに楽しい方が、得だと思いませんか?
気持ちよく過ごすことができると、
身体、心のパフォーマンスは上がります。
健康状態もよくなりますし、発達も促されます。
機嫌よく過ごすことは、健康の第一条件です。
気持ちよく過ごせる環境に目を向けて、
日常を修正していきましょう。