シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今日で、9月が終わります。
10月1日から、インフルエンザのワクチン接種が
順次接種が始まります。
今年はワクチン生産量が、昨年よりも少なく
マイナス20%程度の供給量のようです。
あなたは、今年インフルエンザワクチンは
打ちますか?
子どもには打たせる予定でしょうか?
もう予約したという人もいるでしょうし、
まだ迷っているという人もいるでしょう。
医療現場では、コロナワクチン接種も
終了していない状況ですから、
ここで、インフルエンザワクチンの接種者が
追い打ちをかけて、さばききれるのか?
負担をかけてしまうことにならないか?
こんな風に、医療現場の状況も心配してしまいます。
新型コロナウイルスの流行中の昨年は
インフルエンザは、流行しなかったですよね。
今年も、やはり、
オーストラリアやニュージーランドといった
南半球ではインフルエンザは流行していないようです。
日本も、緊急事態宣言中のためか、
今のところインフルエンザに罹ったという報告は、
数名でかなり少ないスタートのようです。
今年も、昨年と同じように、流行しないのでは?
と考えてしまうと、
インフルエンザワクチンを打つか、打たないか
いつもより悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?
ただ、ウイルスはいつその勢力を拡大するかわかりません。
今年の6~7月、子どもたちの間でRSウイルスが
大流行でしたよね。重症化した子どももいたようです。
この病気も、前年にはあまり流行しなかった病気でしたが、
例年よりも早い時期に流行しています。
昨年インフルエンザが流行しなかったことで
免疫もついていないことを考えると
万一流行してしまった場合重症化を防ぐ意味で、
優先的にインフルエンザワクチンは接種した方が
安心という考え方もあるでしょう。
この冬は、新型コロナと、インフルエンザ
両方の対応を考えないといけません。
乳幼児は、コロナワクチンが接種の対象と
なっていないので、この冬予防できる病気の一つだけでも
対応しておくという考えもあると思います。
もちろん、定期接種ワクチンではありませんから
強要はできませんので、
納得して選択することが大事だと思います。
接種を希望する場合、
インフルエンザワクチンは接種して
効果が出るのに1ヶ月程度かかりますから、
流行前に接種する必要があります。
10月に1回目、11月に2回目を接種するのが
理想といわれています。
昨年は、ワクチン不足から2回目を全ての方に
接種することができない状況もあったようです。
6カ月以上~13歳未満の子どもは2回接種というのが
日本での接種回数でしたが、
病院によっては昨年の途中からWHOに沿った接種回数へ
見直しを行ったところもあるようです。
その場合は
9歳以上:1回接種
4~8歳児:昨年接種していれば1回接種
受けてなければ2回接種
6ヶ月~3歳児:2回接種
となっていますので、かかりつけの医師に
確認してみてください。
接種間隔は2~4週間です。
ほとんどのワクチンと同時接種できますし
昨年の10月1日から不活化ワクチン同士や、
不活化ワクチンと生ワクチンとの接種間隔の制限が
なくなっていますので
(注射生ワクチンの後に注射生ワクチンを接種する場合は
27日以上あける制限は残っています)
効率よく受けられるようになっていると思います。
子どもが接種する場合、家庭内感染を予防する意味で
家族も接種することも大事でしょう。
新型コロナウイルスワクチンを接種した場合は、
間隔は2週間以上あける必要がありますので、
間違えのないようにしましょう。
私は、ワクチンについては、推奨派でも反対派でも
どちらでもありません。
定期接種については、受ける方針でいますが、
任意接種のものについては、
その時の自分の状況で選んでいくという感じです。
ですから、どちらを選んでも、
何か不都合な状況になったとしても、
自己責任という気持ちでいます。
いくら、ワクチンを接種しても、
土台となる身体に免疫力がないと
病気を予防することはできません。
大事なのは、日常生活で病気にならない
身体を作っておくことです。
明日から10月です。
寒暖差も激しい季節ですから、
体調を整えて生活していきましょう。