コミナスブログ 子どもの健康管理

思いきり身体を動かす体験をしよう

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


今日も、東京はいいお天気です。

朝は、涼しく空気もさわやかで、

外の空気をいっぱい吸い込みたくなります。


怠けがちな運動も、やりやすい季節ですね。


コロナ禍で、いつもよりも外出も減ってしまい、

外で遊ぶことも少なくなった子どももいるでしょう。


運動は、ただ、筋力や持久力をつけるといった、

身体を鍛えるだけのものではありません。

自律神経を整えることで、

ホルモンの分泌や、排泄機能、心の安定など

人間の健康維持にとって重要な働きをします。


運動することの、楽しさや気持ちよさを

乳幼児期から感じておく事は、

一生運動を続ける意識を持続させると思います。


運動は辛いもの、苦しいものという印象を

持たせないで、楽しく身体を動かしてほしいと思います。

形にこだわらずに、子どもの自由な動きを

引き出す遊びをしかけるのも楽しいです。


運動に関わる神経系の機能が発達する乳幼児期は、

いろいろな動きを経験することが大切です。


「体を移動させる」「バランスを取る」

「道具などを操作する」という動きは、

自分の身体を実感していくことにもなります。



そして、回数や時間、組み合わせなどで、

レベルアップさせることができて、

自分の限界に挑戦して

『できるようになった!』という

達成感が連続して味わうことができます。


それに、加えておすすめしたいのが、

自己表現です。


乳幼児期に、自分の感情を表に出すという経験は

必要だと思います。


悲しい時、悔しい時には思い切り泣く、

嬉しい時には思い切りはしゃぐというようなことを

自由に表現できる時期です。



社会に出ると、嫌でも自分を抑え込まれてしまうのが、

日本の現状だと思います。


これからの社会で重要なのは、

感情を抑えるのではなくて、

感情を言語化し、相手に上手に伝える力だと思います。


自分が今どんな感情をもっているのかを知らないと、

何だかモヤモヤするだけになって、

ただ、気分が落ち込むとか、

うれしいけど表情に出せないという状況になって

自分を知ってもらうことができません。


また、感情を抑えてばかりいると、

感度の鈍い状態にもなってしまいます。


コミュニケーションの基本は、

まず自分と上手くコミュニケーションをとることです。


自分を知ること

自分はどう感じているのかを知ることです。



それは、外に感情を出すことで実感したり、

自分や相手への影響を理解したり

だんだんと、イメージできる力が作られてきます。


子どもが、感情を出しているのをダメだと言ったり、

うるさいと言ったりするのはなるべく控え、

受け入れてあげてください。


悔しかったね。辛かったね。嬉しいね、

こんな風に感情を言葉にしてあげましょう。


安心して表現できるようになると、

自分の頭で思い浮かべていることを

身体で表現できるようになります。


音楽に合わせて、身体で表現したり、

海の中を泳いでみたり、空を飛んだり

怖い洞窟を歩いたり、

山のてっぺんで限界まで大きな声で叫んだり

イメージの中で、身体をいっぱい動かすことを

楽しんでみてほしいです。



それは、お家の中でもできます。

好きな音楽に合わせて、

自作のダンスを思いきり踊るのも

イメージしながらの運動です。



いっぱい深呼吸をして、大声を出すのも

呼吸器の運動になります。


大声が近所迷惑かもと心配になる場合は、

枕やクッションを口に当てるとか、

布団をかぶってやるとか、

【叫びの壺】いう雑貨もあるようですから

試してみてください。


親も一緒に踊ったり、声を出すところを

子どもに見せてみましょう。


あなたの、いつもと違った姿を見て

子どもはきっと、喜ぶはずです。



意外と大きな声を出す機会が少ないので、

これをやろうとすると、抵抗感がある人もいます。


私は全くできませんでした。


誰も見ていない部屋なのに

音楽に合わせて、身体を動かすのも、

大声で叫ぶのも

ばかばかしいとか、恥ずかしいとか、

いろんなストップをかける自分が出てきて

できないわけです。


心の中の何かかが、抑え込んでいて、

自分を出すことができない。

きっと、感情を隠すことばかりしてきたからでしょう。


でも、何度かやっていくと、何かが変わります。

自分が開放される感じがあると思います。

騙されたと思って、あなたもやってみてください。


日常が変わりますよ  (^▽^)/


癇癪を起こしやすい子どもの場合、

このような他の方法での感情の発散方法を

与えていくことで、自分でコントロールすることが

できてくるケースもあります。


特に、ネガティブ感情の処理は、

身体を動かすことで開放されていきますし、

アドレナリンなどの気分を向上させる

ホルモンが分泌され気分が高まってくれるので、

おすすめです。


逆に、興奮しすぎてしまう場合は、

深呼吸を使うことで、副交感神経を優位にすることで

気分を落ち着かせることもできます。

人の心と身体の健康な状態を作り出すには、

まず体を動かすことが先決です。



身体を動かすことが減ってしまうということは、

エネルギーを作り出せないということに繋がります。


子どもは本来エネルギーの塊です。


じっと座って、ゲームをしたりする楽しさだけでなくて、

思いきり身体を動かす体験を

一日1回取り入れてみませんか?








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