シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたは、子どもを授かったと知ったとき
どんな気持ちになったか覚えていますか?
初めて、自分の身体に命が宿ったと知ったとき、
何を感じたでしょうか?
『やったー!嬉しい!』と思える人ばかりなら
いいのですが、そんな人ばかりではありませんよね。
実際には、『困った、どうしよう』と
感じてしまう場合もあるでしょう。
一瞬喜べたとしても、すぐ不安な気持ちがやってきたり、
逆に、じんわり後から喜びがやってくるということもあります。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/08/5014670_s-300x195.jpg)
どんな状況の妊娠であっても、
子どもを産もうと決めたのは、お母さんで、
他の誰でもありません。
お父さんにも、責任はあるでしょと思うところですが、
子どもを産むと決め、実際産むのはお母さんです。
ですから、
子どもを育てる責任はお母さんにあるのです。
お父さんではありません。
この覚悟ができているかが、その先の育児に影響します。
それは、これまでの育児であなたも感じるのではないでしょうか?
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/08/5024478_s-300x199.jpg)
子どもへの思いは、同じ人の中で、常に同じわけではありません。
人の心は、その時の捉え方ですぐ変化してしまいます。
子どものことが本当にかわいく思える時は、
自分のことを、親らしく感じるでしょうが、
少しでも、子どもを疎ましく思ったりすると、
そんな思いを持ってしまう自分を
駄目だとか、親としての資格がないと
感じてしまう場合もあります。
子どもへの責任感が強いほど、
ネガティブな感情が起こった自分を
責めてしまうお母さんがいます。
子どもを育てる責任を覚悟する気持ちは大事ですが、
全て、一人で何もかもやり遂げる事とは違います。
このあたりのバランスがうまくとれなくて、
何でも自分で頑張ってしまうのです。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/08/1962030_s-300x169.jpg)
ネガティブな感情が起こったとしても、
それを、否定したり、自分を責める必要はありません。
その感情を持っている自分を許してあげてください。
劣等感を感じて、自信を無くしたり、
自分の思い通りにならないことが続いたりすれば誰でも、
ネガティブな感情を持ってしまうものです。
それは、特別な事ではありません。
明るく元気に育児をしているように見える人だって、
必ず同じ感情を持つことがあるのです。
そのネガティブな気持ちを持っているということに
早めに気づけることが大事です。
早く気づければ、回復しやすいからです。
私は、そんな時は、自分の中でこう言っています。
(まあ、いいか。人間だもの、仕方ない)
(自分は自分。人のことは気にしない!)
そうやって、ネガティブな気持ちを持った自分を許しちゃいます。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/08/4818600_s-300x200.jpg)
そのあとは、その気持ちを長引かせないように
その時の、嫌な事、原因は考えないようにして、
じゃあ、どうしようかと考えを切り替えることを意識します。
とにかく、自分の気持ちがいつまでも鬱々とすることを
長引かせないこと、機嫌をとることに
気持ちを向けるようにしています。
子どもを産もうと決意した時の気持ちを忘れずに、
子どもを育てていく前向きな気持ちになった瞬間に戻って
自分の感情をコントロールして、
自分の機嫌をとる練習をしましょう。