シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
地域の人達と管理している花壇で採ったラベンダー。
ドライフラワーにしてお茶パックに入れてみました。
寝る時に枕元に置いてみると、とてもいい香り。
ちょっと幸せな気分で眠りにつけました。(^^)
リラックス作用や安眠効果があるので、
寝る前にはぴったりの香りですよね。
香りは、五感の嗅覚を刺激します。
香りといっても、このような自然の草花の香りや、
エッセンシャルオイル、アロマオイル、芳香剤など
日常で取り入れている香りの種類はたくさんあります。
同じラベンダーの香りでも、合成香料と天然香料では
脳への働きかけは全く異なっていて、
やはり、良い効果が得られるのは、エッセンシャルオイルとよばれる
100％天然精油からの、天然香料です。
鼻から吸い込まれた天然香料の香り成分が、
自律神経や視床下部に直接働きかけることで、
自律神経やホルモンバランスが整えることで
気持ちを落ち着かせたり身体機能を高めます。
植物の香りによって、効果は違っているので、
目的に合わせて使用することになります。
エッセンシャルオイルは、発達障害の補助治療として
よく使われるようになっています。
エッセンシャルオイルを含んだマッサージオイルで
身体をマッサージするタッチケアが行われるようになりました。
このタッチケアによって、オキシトシンという愛情ホルモン、
幸せホルモンと呼ばれるホルモンの分泌が促されるので、
心の落ち着き、リラックス効果が期待できるようです。
不眠症の子どもも、良くねむれるようになったり
ASDの子どもなども、お気に入りの香りを
持ち物に吹き付けて持ち歩くことで、
平常心を維持しやすくなったりという効果もあって
上手に利用しているようです。
確かに、自分の好きな香りを嗅ぐといい気持ちになるし、
ふとした時に、懐かしい香りに触れると
その時の思い出がよみがえるということもありますよね。
私が経験した中では、よい香りとは言えないのですが、
古紙がいぶされたような、ちょっと説明しにくい香りがあって
たまたま、訪問看護で訪れたお家でそのにおいを嗅いだ時、
小さいころに、遊びに行ったおばあちゃんの家を思い出して
すごく懐かしい、穏やかな気分になったことを思い出します。
優しかったおばあちゃんの顔や、一緒に過ごした部屋の様子が
どんどん記憶から引き出されました。
五感にしみ込む感覚は、気持ちが落ちつくもの、
ほっとできるものであるといいですね。
子どもの好みの香りをみつけてみてください。
そして、その香りの中で、あなたの手でタッチケアしてみてください。
きっと、子どもが大きくなってからも香りと共に
あなたの存在を思い出すことでしょう。
