シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今日は、おすすめの映画、というより、
テレビドラマになってしまいますが、
ご紹介したいと思います。
私が、ちょうど結婚したころNHKで放送されていた
懐かしい海外ドラマです。
それは
『フルハウス』
アメリカで1987年から1995年にかけて
全192話が放送されたテレビドラマです。
妻を事故で亡くした夫が、
妻の弟、男友達を同居人として迎え
周囲に子育ての協力を得ながら
3人の娘を育てていくファミリードラマです。
若いころ見ていたといっても、
毎日見ていたわけではなかったのですが、
3人の子どもたちの可愛さと
3人の男性が楽しくコミカルに育児に取り組む姿が
(特にジェシー推し)
当時の私を癒してくれていました。
コロナ禍で、おうち時間を得た時に、
一度、『フルハウス』シーズン1~8を
一気に観たかったという願望に気がついて
やっと、叶えることができました。
ただ楽しいドラマだと思っていたのですが、
今もう一度見てみると、
人間関係や育児で大事なことが、
所々に盛り込まれていて
新しい発見が次々見つかります。
家族・友人との人間関係、親子関係で、
トラブルがあったときの対応、会話には、
参考にするエッセンスが含まれています。
0歳・5歳・10歳の娘の育児を任せられ
男3人が格闘するところからお話は始まります。
アメリカの文化の違いはありますが、
子どもとの距離感、
実の親でなくても家族のように愛情が持てること
人との支え合いなど、
育児をめぐる様々な問題を通じて
解決することで見えてきます。
家族ってなんだろうと
考えさせられたりもします。
児童虐待、喫煙、飲酒、性、死などの
重いテーマもエピソードに出てきます。
人間が人生で抱える悩み、どう向き合うか
キャラクターの考え方を見ることで
自分とは違う物事の捉え方に気がついたりします。
自分だったらどうするかを
想像しながら比較してみていくと
育児にも反省点や、改善点が見つかると思います。
(現実は、こんな風にうまくいかないよ)なんて
思うこともあるでしょうが、
このドラマに出てくるキャラクターは
人生を楽しみたい、毎日を幸せに生きたいという
エネルギーに満ちています。
どんな辛いことが目の前に起こっても
それを、見て見ぬふりはしません。
自分が落ち込んでいること、不安でいること
嫉妬心で苦しいことを、
隠すことなく、表現し、そして乗り越えていきます。
観ていると、何だか元気になってしまいます。
子どもとの会話の場面でも
(こんな風に声をかけられる親になれたらいいのにな)
なんて、考えながら観てしまいます。
理想の親子の姿をイメージすることは、
現実の親子関係をよりよくするために、とても有効です。
あなたも観て想像してみて下さい。
育児が素敵な事に思えて
やさしい気持ちになりますよ。
私は、ひきつづき
続編の「フラーハウス」を
一気に観たいという願望を叶えたいと思います。