シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
2月も、終わりに近づいて来ました。
年長の子どもは、小学校入学が、近づいています。
グレーゾーンの子どもの中には、新しい環境が苦手だったりして、
それまでは、問題として目立たなかったことが、
新たにあらわれるといったことがあります。
学校が始まると、起きる時間、家を出る時間も変わるでしょう。
学校までの通学路、集団登校、個人登校など、学校によって違いますが、
いづれにしても一人で行けるようになる必要があります。
安全にも気をつけなくてはなりません。
名前のついた場所に靴をしまう。その他の持ち物の管理も自分でします。
大きな体育館で、入学式や、集会へ参加したり給食や掃除、
時間割ごとの教室の移動や、体育着への着替え、板書、
配布書類の持ち帰りなど、子どもに任されることが増えてきます。
新しい事を覚えておくことが難しいとか、こだわりが強い
子どもの場合は、スムーズに理解、行動できるのは難しい事です。
すでに、色々想定して準備はしているとは思いますが、
ここでもう一度見直してみましょう。
例えば、給食は、トレーで運ぶのか、自分でよそう必要があるのか。
着替えは何分でできないと間に合わないか、トイレは洋式かなど、
学校生活を知っておくと、おうちでも経験しておく事はできます。
小さな行動に、つまづくことが、集団生活では問題となることもあります。
できない事を、練習しておく事は必要ですが、すぐに全て自分でできる事が、
目標ではありません。
新しい環境の中で、子どもがどうしたら過ごしやすくなるのかという視点で、
工夫しておく事が目標です。
道具を使ったり、学校との連携は必ず必要になります。
事前に、学校の様子は見学させてもらい、
その中での子どもの様子もみておきましょう。
はしゃぎやすくなったり、爪噛みが増えたりといった変化も
あるかも知れません。
そういった変化も想定して、学校に対応を伝えておくなども
大切だと思います。
少しでも、スムーズに学校生活が始められるように、
少しづつ確認していくようにしましょう。