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補助金受給対象外への支援を考える

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石鍋てるみです。

保育園をやっていると
いろんなニーズの人が利用してくれますが
単純に保育料に対しての感覚は
各家庭によってかなり違う気がしています。

子育てにかかる費用は
家庭によって変わってくるとは思うのですが
親の職業によって
だいぶ自己負担額に格差があるなと感じます。

サラリーマン家庭では
産休、育休も取れますし、
大企業では、保育サービス利用料金を
かなり補助してくれるところもあります。


一方、フリーランス、自営業などの方は
お休みすれば収入は減りますし、
保育サービスを使えばその料金は自分持ちです。



同じ子育てをするにも
資金の面で子ども一人当たりのサービスを
受けられる範囲は全く違ってきます。

生活にゆとりがある人は、
さらにゆとりを持てる仕組みがあるけれど
生活が苦しくなる人は、
自分たちの生活が困窮していくという
悪循環が起こっていると感じます。

一時保育をもっと使いたいけれど
保育料が払えないので調整しているという人もいれば
会社で月数万円まで補助してくれるから
使わないと勿体無いから利用しますという人もいて
支援のアンバランスさを感じます。

子どもが4人もいるのに
課税世帯だから無償化対象にはならないとか
事実婚で、非課税世帯となって
無償化対象になっているが、
実は結婚しているのと変わりなく
生活しているという人もいたりします。

1時間あたりが少ない保育料でも
負担だという方もいます。

そういう人に限って
補助金受給対象外で困っています。

認可外保育園が近くにあっても
保育料が払えないために
申し込めない人もいるのです。

国の保育の無償化の制度が始まって
さらに4月から認可外保育施設の
定期利用補助金を新設されました。


条件から外れその恩恵を受けられない人は
結局、自腹です。

補助金は、還付金としても取る形ですから
どうしても、自腹で支払いをするという期間が
生じます。

この期間も苦しい人にとっては
利用しにくい部分です。
手続きもその都度行う必要があります。

保育サービスを使うこと前提の
補助金ですから
家庭保育で頑張っている方は
何も補助金の恩恵はありません。

「子ども・子育て支援金」についても
財源負担について騒がれていますが
大事な国民から集めたお金を、
本当に不足している部分に
しっかり活用できるものにしてほしいです。

そもそも、それはお金なのかも
考えてしまいますが。

補助金受給の条件を満たせない
狭間にいる家庭、
子どもを支えるには
どんな仕組みが必要なのか?

子育て世代の親御さんと接していて
そんな理不尽な状況に出会うたびに
いつも考えさせられてしまいます。






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