石鍋てるみです。
東京は雨模様です。
今日も、先週に続いて
近隣の中学校に行ってきました。
『いのちの根っこ』主催の
いのちの誕生授業〜赤ちゃんが中学校にやってくる!〜
のお手伝いです。
今回も、『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』の
親子2組が赤ちゃんゲストとして
参加してくれました。
それぞれのお母さんが
赤ちゃんを授かった時の気持ちや
これまでの育児で
困ったことや、嬉しかったことなど
たくさんの経験をお話ししてくれていました。
中学生という
大人の社会に踏み出そうという時期に
人が産まれるという奇跡を知り、
いのちの大切さを学ぶことは
大事な経験だと思います。
赤ちゃんと実際に触れ合う間に
拒否されたり、泣かれたりして
困ってしまう場面がありました。
一方、この場所で
初めて歩いたという赤ちゃんがいて
その瞬間を一緒に立ち会えたグループがありました。
その赤ちゃんの姿を見て
大喜びするパパとママを見て
生徒も嬉しそうでした。
みんな、こうやって
ご両親に見守られ、成長を喜びあって
大きくなれたんだよねってお話ししました。
終了時に数名の生徒さんから
感想を聞かせてもらいました。
「育児はやっぱり大変だな〜って感じました」
という感想もありましたが
「こんな大変な思いをしてまで、
自分を15年間育ててくれた親に感謝しなくては」
という感想もありました。
そして、嬉しかったのは
「自分が親から受けた愛を
自分が親になった時に注いでいきたい」という
言葉が聞けたことです。
中学生になると
このような感想も発表できるんだなと
感心しました。
まだ、言葉と実感という面では
いまいち一致しないかもしれません。
実際は、親に反抗期というお年頃です。
親に感謝するという気持ちが湧いてこないのが
普通かもしれません。
それでも、この授業が
親子関係というものを
改めて考えるきっかけにもなりますし
自分の命の不思議さを
考えることにもなると思います。
数人でもいいので
赤ちゃんは可愛いかった、
自分も将来育児を楽しみたいって
感じてくれると嬉しいです。
また、赤ちゃんゲストに参加してくれた方にとっても
我が子の15年後の姿を想像できたのではないでしょうか。
中学生とお話しして
会話が新鮮だった、
何を話そうかと緊張したけれど
みんないい生徒さんで、よく聞いてくれて
楽しかったですと感想をいただきました。
毎年、この授業に声かけしてくださる
『いのちの根っこ』さん。
気持ちよく参加してくれた
赤ちゃんゲストの方に感謝です。
引き続き『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』では
この活動に協力していきたいと思っています。